C#で数値から文字列に変換する2つの方法!

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C#で数値から文字列に変換する方法について書いています。
数値から文字列に変換するには、下記の操作で変換することができます。

・数値型(byte/short/int/longなど)からToStringメソッドを呼び出す
・数値と文字列を「+」演算子で結合する

載せているコードについては、.Netのバージョン6(C#のバージョン10)で確認しました。

ToStringメソッドで変換する

数値から文字列に変換するときに、ToStringメソッドを使うことで変換できます。
例えば、下記のように使います。

int number = 77;
string numberText = number.ToString();

Console.WriteLine(numberText.GetType()); // System.String
Console.WriteLine(numberText); // 77

最初にint型のnumber変数に「77」を代入しました。

次の処理で、number変数からToStringメソッドを呼んでいます。
これで、数値の「77」が文字列になります。

文字列型のnumberText変数で、結果を受け取って出力しています。
プログラムを実行すると、下記のように出力されました。

System.String
77

GetTypeメソッドで、型を確認すると、文字列になっていることが確認できました。

byte/short/longから呼ぶ

int型以外の数値を使える型でも、ToStringメソッドを呼ぶことが可能です。
下記では、byte・short・longのそれぞれの型から使ってみました。

byte byteNumber = 10;
string byteNumberText = byteNumber.ToString();

short shortNumber = 55;
string shortNumberText = shortNumber.ToString();

long longNumber = 1100;
string longNumberText = longNumber.ToString();

Console.WriteLine(byteNumberText.GetType()); // System.String
Console.WriteLine(byteNumberText); // 10

Console.WriteLine(shortNumberText.GetType()); // System.String
Console.WriteLine(shortNumberText); // 55

Console.WriteLine(longNumberText.GetType()); // System.String
Console.WriteLine(longNumberText); // 1100

最初にbyte型の変数を作って、ToStringメソッドを呼び出しました。
結果をbyteNumberText変数に入れています。

次にshort型の変数を作って、ToStringメソッドを呼び出しました。
結果をshortNumberText変数に入れました。

同様にlong型の変数を作って、ToStringメソッドを呼んでいます。
こちらも結果をlongNumberText変数に入れました。

それぞれの変数の値を、GetTypeメソッドで型を確認して、値を出力しています。

System.String
10
System.String
55
System.String
1100

全て文字列型になったことが確認できました。

「+」演算子で変換する

文字列と結合することでも、数値から文字列へ変換できます。
下記では、空文字と数値を結合してみました。

int number = 100;
string numberText = "" + number;

Console.WriteLine(numberText.GetType()); // System.String
Console.WriteLine(numberText); // 100

最初にnumber変数に「100」を代入しています。

次の処理で、空文字とnumber変数を「+」演算子で結合しました。
これで、文字列が返ります。

結果をnumberText変数に受け取りました。
GetTypeメソッドで型を取得して、値と一緒に出力しました。

System.String
100

このように文字列になったことが確認できました。

数値から文字列への変換まとめ

今回は数値から文字列に変換する方法について書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。

・数値型からToStringメソッドを呼ぶことで、文字列に変換できた。
・int/byte/short/longのそれぞれの型からToStringメソッドが呼べた。
・空文字などの文字列を「+」演算子で結合することで、文字列に変換できた。

基本的にはToStringメソッドを使うと良いかと思います。
何らかの文字列を一緒に付加したいときには、「+」演算子で良さそうです。

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