JavaScriptのendsWithメソッドの使い方!文字列の終わりを判定

JavaScriptで文字列が、特定の文字列で終わるかどうかを判定するendsWithメソッドについて解説します。

endsWithメソッドを使うと、文字列の末尾が指定した文字列と一致するかどうかを簡単にチェックできます。
文字列処理を行う際に、特定の文字列で終わるかどうかを判定したい場合に便利です。

実際に動くサンプルを使って、以下の操作を解説します。

・`endsWith`メソッドの基本的な使い方
・`endsWith`メソッドを使うメリット

endsWithメソッドの基本的な使い方

endsWithメソッドは、文字列が特定の文字列で終わるかどうかを判定し、真偽値(trueまたはfalse)を返します。
基本的な構文は以下のとおりです。

string.endsWith(searchString, endPosition)
  • searchString: 検索する文字列。
    • 文字列(必須)。
  • endPosition: 検索の終了位置。
    • 0以上の整数値(省略可能)。
    • デフォルトは文字列の長さ。

文字列が特定の文字列で終わるかどうかを判定する

endsWithメソッドで文字列の終わりを判定してみます。

const str = 'Hello World!';

console.log(str.endsWith('!')); // 結果:true
console.log(str.endsWith('World')); // 結果:false

str文字列を作成しています。
次の処理で、文字列が’!’で終わるかどうかをendsWithメソッドで判定しています。

str文字列は’!’で終わるため、endsWith('!')trueを返します。
一方、str文字列は’World’で終わらないため、endsWith('World')falseを返します。

検索終了位置を指定する

endsWithメソッドの第2引数endPositionを使うと、検索の終了位置を指定できます。

const str = 'Hello World!';

console.log(str.endsWith('World', 11)); // 結果:true
console.log(str.endsWith('World', 10)); // 結果:false

str文字列の11番目の文字まで(’Hello World’)を検索対象としています。

str文字列の11番目の文字まで(‘Hello World’)は’World’で終わるため、endsWith('World', 11)trueを返します。
一方、10番目の文字まで(‘Hello Worl’)は’World’で終わらないため、endsWith('World', 10)falseを返します。

endsWithメソッドを使うメリット

endsWithメソッドを使う主なメリットは以下のとおりです。

  • 文字列の末尾チェック: 文字列が特定の文字列で終わるかどうかを簡単に判定できます。
  • 可読性の向上: endsWithメソッドを使うことで、文字列処理の意図が明確になり、コードの可読性が向上します。

JavaScriptのendsWithメソッドの使い方まとめ

今回はJavaScriptのendsWithメソッドの使い方について解説しました。
記事の内容をまとめます。

・`endsWith(searchString, endPosition)`で文字列が特定の文字列で終わるかどうかを判定する。
・`searchString`は検索する文字列(必須)。
・`endPosition`は検索の終了位置(省略可能、デフォルトは文字列の長さ)。
・戻り値は真偽値(trueまたはfalse)。

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