PHPのarray_count_valuesの使い方!配列内の要素をカウントする

PHPのarray_count_values関数は、配列内のすべての値の出現回数をカウントし、連想配列として返します。
この関数を使うと、配列内の要素の出現回数を簡単に集計できます。

array_count_values関数の基本的な使い方

array_count_values関数は、配列内のすべての値の出現回数をカウントし、キーが出現した値、値が出現回数となる連想配列を返します。
基本的な構文は以下のとおりです。

array_count_values(array $array): array
  • $array: 入力配列。
    • 任意の型の値を要素とする配列を指定します。

array_count_values関数の戻り値

array_count_values関数の戻り値は、キーが出現した値、値が出現回数となる連想配列です。
空配列を渡した場合には戻り値は空配列になり、nullを渡すとエラーとなります。

配列内の要素の出現回数をカウントする

配列の値の出現回数をカウントしてみます。

<?php
$array = ['apple', 'banana', 'apple', 'orange', 'banana', 'apple'];

$result = array_count_values($array);

print_r($result);
// 結果:Array ( [apple] => 3 [banana] => 2 [orange] => 1 )
?>

最初に$array配列を作成しています。
配列を確認すると、値がいくつか重複しています。

そして、この配列に対して、array_count_values関数を使っています。
そうすると、配列内($array)の各要素の出現回数をカウントし、連想配列($result)を作成してくれます。

$resultを出力すると、配列のキーとして$array配列の要素になっています。
それぞれのキーの値は、その要素の出現回数です。

このように重複した要素をキーとして、出現回数を数えることができます。
今回は文字列ですが、数値を使った場合でも同様にカウントしてくれます。

array_count_values関数を使うメリット

array_count_values関数を使う主なメリットは以下のとおりです。

  • 配列内の要素の出現回数の集計: 配列内の要素の出現回数を簡単に集計できます。
  • コードの簡潔化: ループ処理を記述する必要がなく、コードが簡潔になります。
  • 可読性の向上: コードの意図が明確になり、可読性が向上します。

PHPのarray_count_values関数の使い方まとめ

今回はPHPのarray_count_values関数の使い方について解説しました。
この記事の内容をまとめます。

・`array_count_values(array $array): array`で配列内の要素の出現回数をカウントする。
・`$array`は入力配列。
・キーが出現した値、値が出現回数となる連想配列を返す。
・配列内の要素の出現回数を集計する場合に便利。
PHP

コメント