Pythonのlen関数の使い方!文字数などのサンプル5選!

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Pythonのlen関数の使い方について書いています。
最初に使い方について解説した後に、下記の内容について、コードを書いて解説しました。

・文字列の長さを取得する
・リストの要素数を取得する
・タプルの要素数を取得する
・辞書の要素数を取得する
・集合の要素数を取得する

len関数の使い方

Pythonのlen関数を使うと、文字列の長さやリストの要素数などを取得することができます。
例えば、下記のように使うことができます。

helloText = 'hello, world!!'
count = len(helloText)

print(count) # 14

最初にhelloText変数に文字列を代入しています。
次の行で、len関数にhelloText変数を渡して、文字列の長さを取得しています。

count変数に取得した文字列の長さを代入して、print関数で出力しました。
プログラムを実行すると、「14」になりました。

len関数の引数と返り値

len関数の引数と返り値についてです。

引数

引数には、長さや要素数を数えたいオブジェクトを渡します。

返り値

返り値として、渡したオブジェクトの長さや要素数が返ってきます。
type関数で型を確認すると、下記のように値は数値型で返ってきています。

helloText = 'hello, world!!'
count = len(helloText)

print(type(count)) # <class 'int'>

Noneを渡すとエラー

len関数に対して、Noneを渡すとエラーになってしまいます。

helloText = None
count = len(helloText)

このようにNoneを渡すと、下記のTypeErrorが発生します。
TypeError: object of type 'NoneType' has no len()

Noneを渡すパターンがありそうな場合には、気をつけましょう。

len関数を使用したサンプルコード5選

len関数に対して、さまざまなオブジェクトを渡してみました。

文字列の長さを確認する

文字列の長さを取得するときには、最初のプログラムのように文字列をそのまま渡すと、文字数が数値で返ってきます。
日本語でも試してみました。

helloEn = 'hello'
count = len(helloEn)
print(count) # 5

helloJp = 'こんにちは!'
count = len(helloJp)
print(count) # 6

helloEn変数に5文字の「hello」を渡して、len関数に渡すと、文字数の「5」が返ってきました。
次にhelloJp変数に日本語の「こんにちは!」を渡して、len関数に渡すと、文字数の「6」が返ってきました。

このように日本語の全角(マルチバイト文字)でも、1文字としてカウントしてくれます。

リストの要素数(サイズ)を確認する

リストの要素数を数えてみます。

fruits = ['apple', 'grape', 'orange']

count = len(fruits)
print(count) # 3

fruits変数に3つの文字列で、リストを作成しました。
len関数で確認すると、リストに入れた要素数の「3」が返ってきました。

タプルの要素数(サイズ)を確認する

タプルの要素数を数えてみます。

fruits = ('apple', 'grape', 'orange', 'peach', 'banana')

count = len(fruits)
print(count) # 5

fruits変数に5つの文字列で、タプルを作成しました。
len関数で確認すると、タプルに入れた要素数の「5」が返ってきました。

辞書の要素数(サイズ)を確認する

辞書の要素数を数えてみます。

fruits = {'red': 'apple', 'yello': 'banana', 'blue': 'grape'}

count = len(fruits)
print(count) # 3

fruits変数に3つのキーと値で、辞書を作成しました。
len関数で確認すると、辞書に入れた要素数の「3」が返ってきました。

集合の要素数(サイズ)を確認する

集合の要素数を数えてみます。

fruits = {'apple', 'banana', 'grape', 'peach'}

count = len(fruits)
print(count) # 4

fruits変数に4つの文字列で、集合を作成しました。
len関数で確認すると、集合に入れた要素数の「4」が返ってきました。

終わりに

今回はPythonのlen関数の使い方について解説しました。

記事の内容をまとめると、下記になります。

・len関数には長さや要素数を取得したいオプジェクトを渡す。
・len関数から返り値として、数値型で長さや要素数が返ってくる。
・len関数にNoneを渡すと、TypeErrorが発生する。
・len関数に文字列・リスト・タプル・辞書・集合を渡して、長さや要素数が返ってくることが確認できた。

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