Javaで文字列を結合する3つの方法!(concat, join)

Java Java

Javaで文字列を結合する方法について書いています。
文字列を結合するときには、下記の演算子やメソッドが使えます。

・+演算子を使う
・concatメソッドを使う
・joinメソッドを使う

載せているコードについては、OpenJDKのバージョン19で動作を確認しました。

+演算子で結合する

+演算子を使って、文字列を結合することができます。
例えば、下記のように使います。

String text1 = "hello";
String test2 = "world!!";
String helloText = text1 + " " + test2;

System.out.println(helloText); // hello world!!

最初にtext1変数に文字列「hello」を代入しています。
次にtext2変数に文字列「world!!」を代入しました。

そして、次の処理で+演算子を使って文字列を結合しました。
text1変数と半角スペース、そしてtext2変数を+演算子で結合しています。

結合した文字列をhelloText変数に代入しました。
プログラムを実行して、出力すると「hello world!!」となり、結合できたことが確認できました。

concatメソッドで結合する

文字列からconcatメソッドを呼ぶことでも結合することができます。
例えば、下記のように使います。

String text1 = "apple orange ";
String test2 = "grape";
String fruitsText = text1.concat(test2);

System.out.println(fruitsText); // apple orange grape

最初にtext1変数に文字列「apple orange」を代入しています。
次にtext2変数に文字列「grape」を代入しました。

そして、text1変数からconcatメソッドを呼び出しています。
引数として渡しているのは結合したい文字列です。
concatメソッドからは結合された文字列が返ってきます。

プログラムを実行すると「apple orange grape」が出力されました。
文字列が結合できたことが確認できました。

このconcatメソッドは結合した文字列を返します。
そのため、下記のように連続して呼び出すこともできます。

String fruitsText = "apple".concat(" orange").concat(" grape").concat(" lemon");
System.out.println(fruitsText); // apple orange grape lemon

joinメソッドで結合する

Stringクラスのjoinメソッドを使うことでも、文字列を結合することができます。
joinメソッドを使うときには、それぞれの文字列を区切るための区切り文字を指定することができます。
例えば、下記のように使います。

String drink1 = "water";
String drink2 = "tea";
String drink3 = "coffee";
String drinksText = String.join(",", drink1, drink2, drink3);

System.out.println(drinksText); // water,tea,coffee

最初にdrink1drink2drink3のそれぞれの変数に文字列を代入しています。

その次の処理で、Stringクラスからjoinメソッドを呼び出しました。
第1引数に渡しているのが、それぞれの文字列を区切るための「区切り文字」になります。
第2引数以降に結合したい文字列を並べます。可変引数なので複数渡すことが可能です。

今回はカンマ「,」を区切り文字として文字列を結合します。
結合した結果をdrinksText変数で受け取って出力しました。

プログラムを実行すると「water,tea,coffee」が出力されました。
カンマで区切られて、それぞれの文字列が結合されました。

文字列を結合する方法まとめ

今回はJavaで文字列を結合する方法について書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。

結合方法 説明
+ 文字列を「+」で結合することができる “text1” + “text2”
concat 文字列からconcatを呼び出して結合できる “text1”.concat(“text2”)
join 文字列からjoinを呼び出して、区切り文字を指定して結合できる “text1”.join(“->”, “text1”, “text2”, “text3”)

基本的には簡単な「+」で結合すると良さそうです。
区切り文字を使って、結合文字を区切りたいときにはjoinメソッドを使っていきましょう。

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