この前の文字列操作系の記事に続いて、文字列操作で使ったメソッドについて記載しています。
文字埋め
C#で文字埋めして、表示する時にはPadLeft, PadRightを使います。
以下、使い方です。
PadLeft
文字列に[.]でPadLeftのメソッド呼び出しを行って、引数として全体の文字数を渡します。
これは、埋める前の文字を含めた文字数になります。
数値だけ渡した場合は、左が空白埋めになります。
var testNo = "999";
Console.WriteLine("[" + testNo + "]");
Console.WriteLine("[" + testNo.PadLeft(8) + "]");
// 結果：
// [999]
// [ 999]
0など特定の文字で埋める場合は下記のように、第２引数に埋める文字を渡します。
Console.WriteLine("[" + testNo.PadLeft(8, '0') + "]");
// 結果：
// [00000999]
PadRight
PadLeftと同じで、全体の文字数を渡すと文字数で足りない分を埋めてくれます。
var testNo = "999";
Console.WriteLine("[" + testNo + "]");
Console.WriteLine("[" + testNo.PadRight(8) + "]");
// 結果：
// [999]
// [999 ]
PadLeftと同じで埋める場合は下記のように、第２引数に埋める文字を渡します。
Console.WriteLine("[" + testNo.PadRight(8, '0') + "]");
// 結果：
// [99900000]
文字列分割
Split
文字列に[.]でSplitのメソッド呼び出しを行うと分割してくれます。
分割したい文字列を引数で渡します。
下記はカンマ[,]で分割しています。
var fruits = "apple,orange,grape,";
var splitFruits = fruits.Split(",");
foreach (var oneFruits in splitFruits) {
Console.WriteLine(oneFruits);
}
// 結果：
// apple
// orange
// grape
文字列を含むか判定
Contains
文字列に[.]でContainsを呼び出して判定します。
文字列を含んでいた場合はTrueで、なかった場合はFalseになります。
下記にorangeが含まれているか判定しています。
var fruits = "apple,orange,grape,";
if (fruits.Contains("orange"))
{
Console.WriteLine("オレンジがある");
}
else {
Console.WriteLine("オレンジがない");
}
// 結果：
// オレンジがある
文字列から空白(指定)文字を取り除く
Trim
文字列に[.]でTrimを呼び出すと、空白を取り除けます。
Trimを使った場合は、先頭と最後の空白を取り除きます。
Console.WriteLine("[" + " test1 ".Trim() + "!]");
// 結果： [test1!]
特定の文字を取り除く場合は、取り除きたい文字を引数で渡します。
下記はカンマを取り除いています。
Console.WriteLine(",test1,test2,test3,".Trim(','));
// 結果： test1,test2,test3
TrimStart
文字列に[.]でTrimStartを呼び出すと、先頭の空白を取り除けます。
Console.WriteLine("[" + " test2 ".TrimStart() + "!]");
// 結果： [test2 !]
文字を渡すと、Trimと同じように先頭の特定の文字だけ取り除けます。
Console.WriteLine(",test1,test2,test3,".TrimStart(','));
// 結果： test1,test2,test3,
TrimEnd
文字列に[.]でTrimEndを呼び出すと、最後の空白を取り除けます。
Console.WriteLine("[" + " test3 ".TrimEnd() + "!]");
// 結果： [ test3!]
文字を渡すと、Trimと同じように最後の特定の文字だけ取り除けます。
Console.WriteLine(",test1,test2,test3,".TrimEnd(','));
// 結果： ,test1,test2,test3
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