【現役エンジニアが選定】JavaScriptの学習におすすめの本5選

JavaScript

JavaScriptの学習におすすめの本を選定してみました。

最初にJavaScriptはどんなものかと、学習に本が必要かを考えて書いてみました。
その後に、おすすめの本を5つ紹介して、筆者の観点から初心者・中級者・上級者にわけてみました。

※Amazonのお試し読みでひとつずつ確認して、良さそうな本を選んでいます。

JavaScriptって?学習に本が必要か?

JavaScriptって?学習に本が必要か?
JavaScriptはウェブにおいて、下記の用途で使われることがある言語です。

・HTMLドキュメント内で、フロントエンドの画面に動作をつけるため
・Vue.jsやReact.jsなどSPA構成のフロントエンド画面を作成するとき
・Node.jsを使用したバックエンドの開発

フロントエンドやバックエンドで広く使うことがあります。
ブラウザで簡単に実行することも可能です。

JavaScriptで処理を書くときに、毎回検索していたり、書くべき処理の「イメージがつかめずに時間がたっていた」ことはないでしょうか?
初心者だと、このようなことが起きがちです。
筆者も慣れない時期はどうしても時間がかかりがちでした。

本があると体系的に学べます。
一度じっくりと読んでから自分なりにアプリケーションなどを作ると、プログラミングが体感できます。
仕事でも良いので、読んで書いてを繰り返しましょう。

yasuaki
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少しずつ経験を積む内にプログラミングの処理を書くことが早くなり、上達していきます。

特に初心者の方はプログラミングに慣れておらず、基本的な構文などもわからないので必須かと考えます。
それでは、おすすめの本をみていきましょう。

JavaScriptの学習におすすめの本5選

JavaScriptの学習におすすめの本5選
JavaScriptを学ぶのに、おすすめな本を5つ選んでみました。

スラスラわかるJavaScript

「スラスラわかるJavaScript」を確認しました。
桜庭洋之さんと、望月幸太郎さんが書かれていて、翔泳社から2022年7月に発売されています。
ロングセラー入門書のリニューアル版ということです。

「はじめに・本書について」を確認して

JavaScriptがはじめて学ぶ言語におすすめということを書いています。
プログラミングを習得するには、手を動かして、実際に自分でコードを書いて動かすことが大切ということです。
筆者も実際にコードを動かして体感することが大切だなと感じています。

この本は、プログラミングが初めてという方に向けて、JavaScriptの技術を基礎からやさしく解説しているとのこと。
読み終わると、JavaScriptでプログラムを作るときに使う必要な知識が身に付きます。

この本には下記の特徴があるようです。

・章の内容を4コマ漫画で紹介
・初めての人でもわかるように丁寧に解説
・たくさんの図解を入れてわかりやすく
yasuaki
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実際に最初の数ページを確認すると、イラストや図解のおかげでわかりやすいと感じました!

目次を確認して

全部で16章で構成されています。

1章でJavaScriptの紹介と準備があり、2章で簡単なコードを書いてみるようです。
3章から16章までは、変数から始まりデータ型や制御構文など、基礎的なことからよく使う内容について学べるようになっているようです。

最後に16章に総合演習があり、簡単なアプリケーションを作成するようです。

yasuaki
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全体的にWeb開発でよく使うJavaScriptの内容を網羅してそうだなと感じました。

初心者の方が言語の学習をスムーズに進めていける内容になっているかと思います。

改訂新版JavaScript本格入門

「JavaScript本格入門」を確認しました。
山田祥寛さんが書かれていて、技術評論社から2016年9月に発売されています。
改訂新版とついているのは、6年ぶりにリニューアルした本とのことです。とは言っても発売日が2016年なので少し古めになりますね。

「はじめに」を確認して

最初にJavaScriptの歴史について語られています。
マイナスイメージがあったところからAjaxの登場によって、価値が見直されて、HTML5が追い風になったということです。

このような歴史背景の流れで、変わってきたJavaScript。
この本は、そんなJavaScript言語の理解を確かなものにしたい方の書籍ということです。

目次を確認して

Chapter構成になっており、全部でChapter8まであります。
Chapter1では歴史的な背景の説明から、開発者ツールの確認などをするようです。
Chapter2からChapter6まで、変数と定数から始まって、基礎的な制御構文やよく使う内容について書いているようです。

Chapter7ではクライアントサイドのJavaScriptについて、フォーカスして書いているようです。
ローカルストレージやAjax・Promiseなど、クライアントサイドで使うときに重要そうな項目が抑えられてそうです。

Chapter8では応用知識について語られています。
Jasmineを使った単体テストや、JSDoc、Gruntやコーディング規約について書いているようです。

yasuaki
yasuaki

筆者はこの辺の経験が薄いですが、実際に開発現場で出てきそうな内容を抑えていそうですね!

開発現場よりのことも書いていそうなので、中級者から上級者に良いのかなと感じました。

独習JavaScript

「独習JavaScript」を確認しました。
外村将大さんが書かれていて、翔泳社から2021年11月に発売されています。
独習シリーズのJavaScript本ですね。

「はじめに・本書の読み方」を確認して

この本では、基礎からしっかりと学びたい人に対して、応用が効く基礎を提供することを目的にしているとのこと。
著者の方が本質的な部分を理解するのに苦労した経験を踏まえて、初心者からでも本質を理解できるように執筆したということです。

そしてプログラムの書き方をただ暗記して、真似するだけではなく、本質をとらえることが大事と記載されています。
そのため、この本ではコードがどのように動くのかを図なども交えて細かく解説しているとのことです。

JavaScriptでの開発が苦手な人から、初心者の方まで、広く学べるようになっているとのことでした。

目次を確認して

全部で17章で構成されています。

1章では、JavaScriptの成り立ちから解説があり、開発環境の構築までを行うようです。
2章でJavaScriptで開発するときの基礎知識の説明があります。
3章で変数から始まり、基礎的なことからよく使う内容について、15章まで学べるようになっているようです。

16章では、近年よく使われているモジュールの説明があるようです。

最後に17章では、Node.jsに関しての説明があります。
サーバーサイドで使うJavaScriptの解説や、Vue.jsやReactなどでも使うパッケージ管理ソフトのnpmについても解説があります。

全体を通して、章の構成がしっかりしている感じを受けました。
初心者の方から中級者、上級者の方まで幅広く使えそうです。

開眼!JavaScript

「開眼!JavaScript」を確認しました。
Cody Lindleyさんが書かれていて、和田祐一郎さんが翻訳しています。
オライリージャパンから2013年6月に発売されています。

はじめにを確認して

この本はJavaScriptのオブジェクトにフォーカスして書いていて、JavaScriptの正確な世界観を提供することが目的とのことです。
本の対象としては、JavaScriptの初心者は対象にしていないとのこと。
初心者から一歩進んだ、JavaScriptの言語理解を深めたいと思っている方が対象となります。

yasuaki
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筆者もこの本を持っていますが、初心者は置き去りでオブジェクトの話が展開されます…!

JavaScriptオブジェクトがよくわからない、さらにJavaScriptの言語理解を深めたい人が読むと良いかなと感じます。

JavaScript 第7版

「JavaScript 第7版」を確認しました。
David Flanaganさんが書かれていて、村上列さんが翻訳しています。
オライリージャパンから2021年12月に発売されています。

はじめにを確認して

下記の読者に向けて、書かれているということです。

・他のプログラミング言語の経験があってJavaScriptを学びたい人
・既にJavaScriptを使っているが極めたい人

書いている通り、初心者には難しいため、基本的には中級者・上級者向けですね。
図解などもほとんどないです。

既にJavaScript慣れている人や、他の言語を数年使って、プログラミングをするのに慣れた方が手に取ると良いかと思います。

yasuaki
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筆者は第6版を持っていますが、プログラミングの基礎がわかっている人が読むと理解が深まるなと感じています。

目次を確認して

全部で15章の構成になっています。

1章でJavaScriptの概要から始まって、2章で字句構造について書いています。
3章から9章まで、構文や制御文などが詳しく書かれているようです。

10章から15章にはモジュールや標準ライブラリ、非同期についてなど、はば広く内容がまとまっているようです。

yasuaki
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第6版を読みましたが、構文の解説ひとつにしても、挙動などが詳しく書いているため良い書籍だと思いました。

JavaScriptおすすめ本のまとめ

今回紹介したおすすめの本を表にまとめてみました。

タイトル Amazon画像(リンク) 価格 出版社 難易度
スラスラわかるJavaScript ¥2,640 翔泳社 初心者
独習JavaScript ¥3,278 翔泳社 初心者・中級者(上級者)
JavaScript本格入門 ¥3,278 技術評論社 中級者・上級者
開眼!JavaScript ¥2,420 オライリージャパン 中級者・上級者
JavaScript 第7版 ¥5,060 オライリージャパン 中級者・上級者

JavaScriptおすすめの本をまとめた感想

JavaScriptおすすめの本をまとめた感想
今回はJavaScriptの学習におすすめの本を5つ紹介しました。

確認した結果、本当に初心者の人には「スラスラわかるJavaScript」が、イラストや図解も多そうで良いなと感じました。
基礎的な構文についても網羅されてそうです。

少しプログラミングをやったことのある初心者や、JavaScriptに慣れてきた中級者には「独習JavaScript」が良いのかなと思いました。
発売日も新しいので、近年の内容を含めて、幅広く学べそうだなと感じました。

JavaScriptに慣れてきた人や、他の言語を既にバリバリやっている人には「JavaScript 第7版」がおすすめです。
オライリーの本なので、きっと挙動が詳しく書いていると思うし、出版日も新しいので良さそうです。

JavaScriptのオブジェクトだけにフォーカスして、よく知りたい人は「開眼!JavaScript」を読むと良いかと思います。

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