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VB.NETのリストに要素を追加する方法!追加メソッドは3つ!

VB.NET VB.NET

VB.NETのリストに要素を追加する方法について書いています。
リストに要素を追加するときには、下記のメソッドを使うことができます。

・Addメソッド
・Insertメソッド
・AddRangeメソッド

リストに要素を追加する

リストに要素を追加するには、作成したリストからAddメソッド・Insertメソッド・AddRangeメソッドを使うことができます。
Addメソッドを使うと、リストの末尾に要素を追加することができます。
Insertメソッドを使うと、リストの途中に要素を追加することができます。
AddRangeメソッドを使うと、リストに対して、他のリストから要素を追加することができます。

Addメソッドを使って追加する

リストからAddメソッドを呼ぶことで、リストの末尾に要素を追加することができます。
例えば、下記のように使うことができます。

Dim fruits As List(Of String) = New List(Of String)()
fruits.Add("apple")
fruits.Add("lemon")
fruits.Add("banana")

For Each fruit As String In fruits
    Console.WriteLine(fruit)
Next

最初にfruits変数に対して、文字列のリストを作成しました。

次の処理で、作成したfruitsリストからAddメソッドを呼び出して、要素を追加しています。
「apple」・「lemon」・「banana」と3つの要素を追加しました。

最後にFor Eachを使って、要素がある間ループ処理をして、要素を出力しています。
プログラムを実行すると、下記のように追加されたことが確認できました。

apple
lemon
banana

Insertメソッドを使って追加する

リストからInsertメソッドを呼ぶことで、呼び出したリストの途中に要素を追加することができます。
例えば、下記のように使うことができます。

Dim fruits As List(Of String) = New List(Of String)()
fruits.Add("grape")
fruits.Add("cherry")
fruits.Add("banana")

fruits.Insert(2, "orange")
fruits.Insert(2, "apple")

For Each fruit As String In fruits
    Console.WriteLine(fruit)
Next

最初にfruits変数に対して、文字列のリストを作成しました。

次の処理で、fruitsリストからInsertメソッドを呼んでいます。
Insertメソッドの第1引数には要素を追加する位置、第2引数には追加する要素を渡します。

今回はfruitsリストの「2」番目の位置に「orange」を追加しました。
そして、その後、同じようにして「2」番目の位置に「apple」を追加しました。

プログラムを実行すると、下記のように出力されます。

grape
cherry
apple
orange
banana

リストに対して、先頭から2番目の位置に要素が追加されました。

最初に「orange」を入れて、もう一度「2」番目の位置に「apple」を追加したので、ひとつずれています。
このようにリストの途中に要素を追加することができますが、追加された要素分、要素の位置がずれることに注意しましょう。

AddRangeメソッドを使って追加する

リストからAddRangeメソッドを呼ぶことで、他のリストから要素を追加することができます。
例えば、下記のように使うことができます。

Dim fruits1 As List(Of String) = New List(Of String)()
fruits1.Add("lemon")
fruits1.Add("apple")
fruits1.Add("banana")

Dim fruits2 As List(Of String) = New List(Of String)()
fruits2.Add("grape")
fruits2.Add("cherry")

fruits1.AddRange(fruits2)

For Each fruit As String In fruits1
    Console.WriteLine(fruit)
Next

最初にfruits1変数に対して、文字列のリストを作成しました。
そして、3つの要素をfruits1リストに対して入れました。

次にfruits2変数を同じようにリストで作って、2つの要素を入れています。

その後にfruits1リストから、AddRangeメソッドを呼び出してfruits2リストを引数として渡しています。
これで、fruits1リストに対して、fruits2リストの要素が追加されます。

プログラムを実行すると、下記のように出力されました。

lemon
apple
banana
grape
cherry

fruits1リストに対して、fruits2リストの要素が追加されました。

リストに要素を追加する方法まとめ

今回はVB.NETのリストに要素を追加する方法について書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。

Addメソッド/Insertメソッド/AddRangeメソッドで要素を追加することができました。

メソッド名 説明
Add リストの末尾に要素を追加する fruits.Add(“要素”)
Insert リストの途中に要素を追加する fruits.Insert(2, “要素”)
AddRange リストに対して、他のリストなどから要素を追加する fruits1.AddRange(fruits2)

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