VB.NETでリストの要素を削除する4つの方法!

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VB.NETでリストの要素を削除する方法について書いています。
リストの要素を削除するには、リストから下記のメソッドを呼び出して削除することができます。

・Removeメソッド
・RemoveAtメソッド
・RemoveRangeメソッド
・Clearメソッド

Removeメソッドを使う

Removeメソッドを使うことで、指定した値の要素を削除することができます。
例えば、下記のように使います。

Dim fruits As List(Of String) = New List(Of String)({"apple", "cherry", "orange"})
fruits.Remove("cherry")

For Each fruit As String In fruits
    Console.WriteLine(fruit)
Next

最初にfruits変数に対して、3つの文字列でリストを作りました。
次の処理で、fruitsリストからRemoveメソッドを呼び出しています。

引数として渡しているのは削除したい要素になります。
今回は「cherry」を渡しているので、リストの「cherry」が削除されます。

For Eachfruitsリストの要素を全て出力すると、下記のようになりました。

apple
orange

指定した要素が削除されました。

RemoveAtメソッドを使う

RemoveAtメソッドを使うことで、指定した要素番号の要素を削除することができます。
例えば、下記のように使います。

Dim fruits As List(Of String) = New List(Of String)({"apple", "cherry", "orange", "grape", "peach"})
fruits.RemoveAt(0)
fruits.RemoveAt(1)

For Each fruit As String In fruits
    Console.WriteLine(fruit)
Next

最初にfruits変数に対して、5つの文字列でリストを作りました。
次の処理で、fruitsリストからRemoveAtメソッドを呼び出しています。

引数として渡しているのは、削除したい要素の要素番号です。
今回は「0」番目と「1」番目を渡しています。

最初に「apple」が削除されて、リスト内の要素がひとつずれます。
そして、次に「1」番目を指定すると「orange」が削除されます。

プログラムを実行すると、下記のように出力されました。

cherry
grape
peach

このように、指定した要素番号の要素が削除されます。
削除した直後にリスト内の要素番号が変わることに注意しましょう。

RemoveRangeメソッドを使う

RemoveRangeメソッドを使うことで、要素番号で範囲を指定して、要素を削除することができます。
例えば、下記のように使います。

Dim fruits As List(Of String) = New List(Of String)({"grape", "orange", "melon", "cherry", "apple"})
fruits.RemoveRange(1, 2)

For Each fruit As String In fruits
    Console.WriteLine(fruit)
Next

最初にfruits変数に対して、5つの文字列でリストを作りました。
次の処理で、fruitsリストからRemoveRangeメソッドを呼び出しています。

引数として渡しているのは下記になります。
第1引数には削除開始位置の要素番号です。
第2引数には開始位置から削除する要素数です。

今回はリストの「1」番目から「2」つ削除するように指定しています。
プログラムを実行すると、下記のように出力されました。

grape
cherry
apple

要素番号の1番目から2つ削除されて、残りの3つが出力されました。

Clearメソッドを使う

Clearメソッドを使うことで、リストの要素を全て削除します。
例えば、下記のように使います。

Dim fruits As List(Of String) = New List(Of String)({"apple", "banana", "cherry"})
fruits.Clear()

For Each fruit As String In fruits
    Console.WriteLine(fruit)
Next

Console.WriteLine(fruits.Count()) // 0

最初にfruits変数に対して、3つの文字列でリストを作りました。
次の処理で、fruitsリストからClearメソッドを呼び出しています。

Clearメソッドを呼び出すと、配列の要素が全て削除されます。
削除後にリストの要素数分の出力と、要素数を出力してみました。

プログラムを実行すると、下記のように出力されました。

0

要素は何もないため、何も出力されません。
fruitsリストの要素数が0個になっていることが確認できました。

リストの要素を削除する方法まとめ

今回はVB.NETでリストの要素を削除する方法について書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。

メソッド 説明
Remove 渡した要素(値)でリストの要素を削除する fruits.Remove(“cherry”)
RemoveAt 渡した要素番号でリストの要素を削除する fruits.RemoveAt(0)
RemoveRange リストの要素を削除開始位置と要素数を指定して削除する fruits.RemoveRange(1, 2)
Clear リストの要素を全て削除する fruits.Clear()

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