VB.NETで文字列を結合する方法!文字列結合サンプル3選!

VB.NET VB.NET

VB.NETで文字列を結合する方法について書いています。
下記の方法で結合することができます。

・+演算子を使う
・Concatメソッドを使う
・Joinメソッドを使う(配列の文字列を結合)

載せているコードについては、.Netのバージョン7で動作を確認しました。

+演算子で結合する

+」演算子を使うことで、文字列を結合することができます。
例えば、下記のように使うことができます。

Dim text1 As String = "Hello, "
Dim text2 As String = "World!!"

Dim concatText As String = text1 + text2
Console.WriteLine(concatText) ' Hello, World!!

最初にtext1変数に文字列の「Hello,」を入れて、text2変数には「World!!」を入れました。
次の行で、「+」演算子を使って文字列を結合しています。

結合した文字列をconcatText変数に代入して、コンソールに出力しました。
プログラムを実行すると、下記のように文字列が結合されたことが確認できました。

Hello, World!!

Concatメソッドで結合する

Concatメソッドを使って、文字列を結合することもできます。
例えば、下記のように使います。

Dim beer As String = "ビール"
Dim taste As String = "おいしいです!"

Dim concatText As String = String.Concat(beer, "は", taste)
Console.WriteLine(concatText) ' ビールはおいしいです!

beer変数に文字列の「ビール」を代入しています。
taste変数には文字列で「おいしいです!」を代入しました。

次の処理で、StringからConcatメソッドを呼んでいます。
引数として3つの文字列を渡しています。
そうすると、渡した文字列が左から結合されます。

結合した文字列をconcatText変数に代入して、コンソールに出力しました。
実行結果を確認すると、下記のように3つの文字列が結合されていることが確認できました。

ビールはおいしいです!

Joinメソッドで結合する

Joinメソッドを使って、文字列の配列を結合することも可能です。
例えば、下記のようにJoinメソッドを使って、結合することができます。

Dim fruits() As String = New String() {"りんご", "ぶどう", "バナナ"}
Dim joinText = String.Join(", ", fruits)

Console.WriteLine(joinText) ' りんご, ぶどう, バナナ

最初にfruits変数に、文字列を3つ入れた配列を作成しました。
次の行で、StringからJoinメソッドを呼んで結合しています。

Joinメソッドの第1引数に渡しているのは、第2引数に渡している配列の文字列を区切るための文字です。
配列のそれぞれの文字列が、区切り文字で結合されてjoinText変数に返ってきます。

プログラムを実行して、出力を確認すると下記のようになりました。

りんご, ぶどう, バナナ

区切り文字で結合されたことが確認できました。
String.Joinメソッドには、他にもリストを渡したりすることもできるようです。
公式ドキュメントのこちらから確認してみてください。

VB.NETの文字列結合のまとめ

今回はVB.NETで文字列を結合する方法について書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。

・+演算子を使うことで、文字列を結合することができる。
・StringのConcatメソッドでも、文字列を結合することができる。
・StringのJoinメソッドを使うと、配列を使って文字列を結合することができる。

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