今回はPHPで改行する方法について書いています。
PHPでテキストとして、改行するには改行コードを入れてあげると良いです。
またnl2br関数を使うと、改行コードの前にbrタグを入れてくれます。
PHPで改行する(テキスト・メール)
テキストやメールなどで、改行を入れたい場合には、改行コードを入れてあげると改行できます。
シングルクォート「'
」で改行コードを入れると、改行されません。
例えば、下記のようにテキスト出力した場合です。
$text = 'hello\nworld!!';
file_put_contents('new_line_text.txt', $text);
file_put_contentsで「new_line_text.txt」ファイルに改行コードを入れた文字列を出力しています。
ただシングルクォートで囲んでいるので、出力結果は、このように改行コードの「\n
」が文字列としてあつかわれます。
hello\nworld!!
改行コード入れる場合にはダブルクォート「"
」で文字列を囲む必要があります。
先ほどのコードの出力テキストを囲んでいるシングルクォートをダブルクォートに変えます。
$text = "hello\nworld!!";
file_put_contents('new_line_text.txt', $text);
そうすると、このように出力結果は改行されます。
hello
world!!
テキストやメール文などで、改行したい場合には改行コードが効くようにダブルクォートを使いましょう。
ヒアドキュメントを使うと?
ヒアドキュメントを使うと、入れた改行がそのまま出力されます。
例えば、下記のようなコードを書いたときです。
$text = <<<END
hello
world!!
hogehoge
test
END;
file_put_contents('new_line_text.txt', $text);
$text変数にヒアドキュメントで、改行コードを含む文字列を入れて、出力しています。
出力したテキストを確認すると、下記のように改行されます。
hello
world!!
hogehoge
test
nl2br関数で改行する
nl2br関数を使うと、改行コードの前にWebページで改行を行うbrタグを入れてくれます。
改行コードを含んだ文字列で、ブラウザ表示で改行したい時には使うと良いです。
例えば、下記のように使うことができます。
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8" />
</head>
<body>
ここから改行文字列!<br />
<?php
$text = "hello!\nworld!\nworld!";
echo nl2br($text);
?>
</body>
</html>
こうすると、$text変数に入っている改行コード「\n
」の前にbrタグを入れてくれます。
そのためブラウザで確認すると、下記のように改行されていることが確認できます。
改行コードを含んだテキストを使用して、Webページで改行表示させたい時には良いかと思います。
PHP公式のドキュメントはこちらです。
単純にbrタグを連結する方法も
単純にbrタグを文字列連結しても、タグとして機能するのでブラウザでは改行表示されます。
下記のようにbrタグを書いて、文字列連結しても先ほどと同じ結果です。
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8" />
</head>
<body>
ここから改行文字列!<br />
<?php
// brタグを文字列連結しても同じ結果
$text = 'hello!' . '<br>' . 'world!' . '<br>' . 'world!';
echo $text;
?>
</body>
</html>
PHPで改行する方法まとめ
今回はPHPで文字列を改行する方法について書きました。
テキスト出力やメール文などで、改行を入れたい場合にはダブルクォートで囲った文字に改行コードを入れるとよかったです。
またヒアドキュメントを使うと、そのまま改行を出力してくれました。
nl2br関数を使うと、改行コードの前に改行タグ(br)を入れてくれました。
改行コードを含んだ文字をWebブラウザで表示する場合に使うと良いかと思います。用途に合わせてそれぞれ使っていきましょう。
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