JavaScriptで文字列を指定された回数繰り返して新しい文字列を作成するrepeat
メソッドについて解説します。
repeat
メソッドを使うと、文字列の繰り返しを簡単に生成できます。
同じ文字列を複数回連結したい場合や、特定のパターンを生成したい場合に便利です。
repeatメソッドの基本的な使い方
repeat
メソッドは、文字列を指定された回数繰り返した新しい文字列を返します。
基本的な構文は以下のとおりです。
string.repeat(count)
count
: 文字列を繰り返す回数(必須)。- 0以上の整数値を指定します。
- 小数点以下の値は切り捨てられます。
- 負の数または
Infinity
を指定した場合、RangeError
が発生します。
文字列を繰り返す
文字列を繰り返してみます。
const str = 'abc';
console.log(str.repeat(3)); // 結果:abcabcabc
console.log(str.repeat(0)); // 結果:''
str
変数に文字列を代入しています。
そのあとに、str
変数からrepeat
メソッドを呼び出して、引数に「3
」を指定しています。
そうすると、同じ文字列が3回繰り返され結果「abcabcabc
」となることが確認できました。
次に、「0
」を指定していますが、0
を指定すると空文字列が返されることも確認できます。
数値で繰り返す
数値を繰り返したいような場合は、下記のように文字列にして処理する必要があります。
const numStr = '123';
console.log(numStr.repeat(2)); // 結果:123123
数値からrepeat
メソッドを呼び出すと、下記のようにエラーが発生します。
Uncaught TypeError: numStr.repeat is not a function
JavaScriptのrepeatメソッドの使い方まとめ
今回はJavaScriptのrepeat
メソッドの使い方について解説しました。
この記事の内容をまとめます。
・`repeat(count)`で文字列を指定された回数繰り返した新しい文字列を生成する。
・`count`は文字列を繰り返す回数(必須、0以上の整数)。
・同じ文字列を複数回連結したい場合や、特定のパターンを生成したい場合に便利。
・`count`は文字列を繰り返す回数(必須、0以上の整数)。
・同じ文字列を複数回連結したい場合や、特定のパターンを生成したい場合に便利。
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