JavaScriptのkeysで配列のキーを取得する方法！

JavaScriptで配列のインデックス（キー）を取得する方法について書いています。

keysメソッドを使うと、配列のインデックスを格納したIteratorオブジェクトを取得できます。
このIteratorオブジェクトをfor...ofループなどで利用することで、配列のインデックスを効率的に処理できます。

実際に動くサンプルを使って、以下の操作を解説します。

keysメソッドの基本的な使い方

keysメソッドは、配列の各要素のインデックスをキーとして持つIteratorオブジェクトを返します。
基本的な構文は以下のとおりです。

array.keys()

配列のインデックスを取得する

配列のインデックス（キー）を取得しています。

const fruits = ['apple', 'banana', 'orange'];
const keys = fruits.keys();

console.log(keys.next().value); // 結果：0
console.log(keys.next().value); // 結果：1
console.log(keys.next().value); // 結果：2
console.log(keys.next().done);  // 結果：true (すべての要素を処理済み)

fruits配列を作成しています。
そして、fruits.keysでIteratorオブジェクトを取得し、iterator.next().valueで各要素のインデックスを順に取得しています。

doneプロパティは全て取得が終わるまでfalseです。
trueになると、すべての要素が処理済みであることがわかります。

for...ofループでの使用例

keysメソッドは、for...ofループと組み合わせて使用すると、インデックスを効率的に処理できます。

const fruits = ['apple', 'banana', 'orange'];

for (const key of fruits.keys()) {
  console.log(key);
}
// 結果：
// 0
// 1
// 2

fruits配列を作成して、for...ofでループしています。
for...ofループでは、keysメソッドが返すIteratorオブジェクトから、各要素のインデックスを直接取り出すことができます。

JavaScriptのkeysメソッドの使い方まとめ

今回はJavaScriptのkeysメソッドの使い方について解説しました。
記事の内容をまとめます。