JavaScriptのshiftの使い方！配列の先頭から取り除く

JavaScriptで配列の先頭の要素を取り除くshiftメソッドについて解説します。
shiftメソッドを使うと、配列から最初の要素を取り除き、その要素を返します。

実際に動くサンプルを使って、以下の操作を解説します。

shiftメソッドの基本的な使い方

shiftメソッドは、配列の先頭の要素を取り除き、その要素を返します。
基本的な構文は以下のとおりです。

array.shift()

配列から最初の要素を取り除く

配列からshiftメソッドを呼び出して、要素を取り除いてみます。

const fruits = ['apple', 'banana', 'orange'];
const firstFruit = fruits.shift();

console.log(firstFruit); // 結果：apple
console.log(fruits); // 結果：['banana', 'orange']

fruits配列を作成して、次の処理でshiftメソッドを呼び出しています。

fruits配列の最初の要素である’apple’がshiftメソッドによって取り除かれ、firstFruit変数に格納されています。
shiftメソッドを呼び出すと、fruits配列自体も変更され、最初の要素がなくなっています。

shiftメソッドの戻り値

shiftメソッドは、取り除かれた要素を返します。

const fruits = ['apple', 'banana', 'orange'];
const removedFruit = fruits.shift();

console.log(removedFruit); // 結果：apple

最初にfruits配列からshiftメソッドを呼び出して、配列の要素を取り出しています。
戻り値には、先ほどと同様に先頭の要素(apple)が返ってきます。

空の配列でshiftメソッドを使う場合

空の配列に対してshiftメソッドを使用すると、undefinedが返されます。

const emptyArray = [];
const result = emptyArray.shift();

console.log(result); // 結果：undefined

配列の最後から要素を取り除くには？

配列の先頭ではなく、配列の最後から要素を取り除くには、popメソッドを使用します。
popメソッドは、配列の末尾の要素を取り除き、その要素を返します。

const fruits = ['apple', 'banana', 'orange'];
const lastFruit = fruits.pop();

console.log(lastFruit); // 結果：orange
console.log(fruits); // 結果：['apple', 'banana']

JavaScriptのshiftメソッドの使い方まとめ

今回はJavaScriptのshiftメソッドの使い方について解説しました。
記事の内容をまとめます。