JavaScriptのInfinityについて書いています。
最初にInfinityについて解説して、その後に判定する方法を書いています。
Infinityとは?
JavaScriptのInfinityは無限大を表す値のです。
そのまま使うと、正の無限大「Infinity」なり、マイナスをつけると負の無限大「-Infinity」になります。
Infinityが発生する原因は?
Infinityが発生するパターンは下記などです。
・数値を0で割ったとき
・Infinityを使って、算術演算したとき
・文字列の’Infinity’をparseFloatで変換したとき
・Infinityを使って、算術演算したとき
・文字列の’Infinity’をparseFloatで変換したとき
実際にコードを書いて検証すると、下記のようにInfinityが発生しました。
let result = 77 / 0
console.log(result) // Infinity
result = Infinity + 100
console.log(result) // Infinity
result = Infinity - 100
console.log(result) // Infinity
result = parseFloat('Infinity')
console.log(result) // Infinity
数値として比較ができる
Infinityはtypeof関数を使って確認すると、数値型になっています。
console.log(typeof(Infinity)) // number
そのため、下記のように比較演算子で数値と比べることもできます。
if (10000000 < Infinity) {
console.log('Infinityが大きい')
}
if (0 > -Infinity) {
console.log('-Infinityより0が大きい')
}
最初のif文で数値の「10000000」とInfinityを比較しています。
正の無限大(Infinity)の方が大きいので、「Infinityが大きい」が出力されます。
次のif文で数値の「0」と-Infinityを比較しています。
負の無限大(-Infinity)の方が小さいので、「-Infinityより0が大きい」が出力されます。
Infinityを判定するには?
Infinityを判定するには、比較演算子を使うと良いです。
例えば、下記のように判定することができます。
const result = Infinity
if (result == Infinity) {
console.log('同じです')
}
if (result === Infinity) {
console.log('同じです')
}
if文を2つ書いて、Infinityを比較しました。
比較演算子のイコール2つと、厳密に比較してくれるイコール3つのどちらでもtrue
になります。
このように比較演算子で判定可能です。
終わりに
今回はJavaScriptのInfinityについて書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。
・JavaScriptのInfinityは無限大を表す値。
・Infinityは数値を0で割ったときなどに発生する。
・Infinityの型は数値型(number)になっている。
・Infinityは比較演算子のイコールで判定できる。
・Infinityは数値を0で割ったときなどに発生する。
・Infinityの型は数値型(number)になっている。
・Infinityは比較演算子のイコールで判定できる。
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