PHPのarray_combine
関数は、2つの配列を組み合わせて、一方の配列をキー、もう一方の配列を値とする新しい配列を作成します。
この関数を使うと、2つの配列の要素を関連付けて連想配列を作成することができます。
例えば、商品名と価格の配列を組み合わせて、商品名をキー、価格を値とする連想配列を作成できます。
array_combine関数の基本的な使い方
array_combine
関数は、2つの配列を組み合わせて、一方の配列をキー、もう一方の配列を値とする新しい配列を返します。
基本的な構文は以下のとおりです。
array_combine(array $keys, array $values): array
$keys
: キーとして使用する配列。- 文字列または整数の値を要素とする配列を指定します。
- 配列の要素が一意でない場合、後の要素でキーが上書きされます。
$values
: 値として使用する配列。- 任意の型の値を要素とする配列を指定します。
$keys
配列と要素数が異なる場合、PHPのバージョンによって動作が異なります。- PHP 8.0.0 以降では
ValueError
例外がスローされます。 - PHP 8.0.0 より前のバージョンでは
E_WARNING
警告が発生し、false
が返されます。
- PHP 8.0.0 以降では
array_combine関数の戻り値
array_combine
関数の戻り値は、キーと値が組み合わされた新しい連想配列です。
引数$keys
と$values
の要素数が異なる場合、PHPのバージョンによって動作が異なります。
- PHP 8.0.0 以降では、
array_combine
はValueError
をスローします。 - PHP 8.0.0 より前のバージョンでは
false
を返します。
2つの配列を組み合わせて連想配列を作成する
2つの配列を組み合わせて、array_combine
関数で連想配列を作ります。
<?php
$keys = ['apple', 'banana', 'orange'];
$values = [100, 200, 300];
$result = array_combine($keys, $values);
print_r($result);
// 結果:Array ( [apple] => 100 [banana] => 200 [orange] => 300 )
?>
$keys
と$values
という配列をそれぞれ作成しています。
そして、その後にarray_combine
関数を使って、$keys
配列をキー、$values
配列を値とする連想配列を作成しています。
戻り値を出力すると、連想配列になっていることが確認できました。
array_combine関数を使うメリット
array_combine
関数を使う主なメリットは以下のとおりです。
- 2つの配列の要素の関連付け: 2つの配列の要素を関連付けて連想配列を作成できます。
- コードの簡潔化: ループ処理を記述する必要がなく、コードが簡潔になります。
- 可読性の向上: コードの意図が明確になり、可読性が向上します。
PHPのarray_combine関数の使い方まとめ
今回はPHPのarray_combine
関数の使い方について解説しました。
この記事の内容をまとめます。
・`array_combine(array $keys, array $values): array`で2つの配列を組み合わせて連想配列を作成する。
・`$keys`はキーとして使用する配列。
・`$values`は値として使用する配列。
・2つの配列の要素を関連付けて連想配列を作成する場合に便利。
・`$keys`はキーとして使用する配列。
・`$values`は値として使用する配列。
・2つの配列の要素を関連付けて連想配列を作成する場合に便利。
コメント