Pythonのリストを結合する方法について書いています。
リストを結合するときには、下記の2つの方法が使えます。
・リストからextendメソッドを呼んで結合する
載せているサンプルコードはPythonのバージョン3.11.0で動作を検証しています。
+演算子で結合する
リストを結合するときには、+演算子を使うことができます。
+演算子で、2つのリストを結合して新しいリストを作ることができます。
例えば、下記のように使います。
fruits1 = ['peach', 'orange', 'grape']
fruits2 = ['apple', 'lemon']
fruits = fruits1 + fruits2
print(fruits) # ['peach', 'orange', 'grape', 'apple', 'lemon']
最初にfruits1
変数に、3つの文字列でリストを作っています。
次にfruits2
変数に、2つの文字列でリストを作りました。
そして、fruits1
変数(リスト)とfruits2
変数(リスト)を「+」演算子で結合しました。
結果をfruits
変数に受け取って出力しています。
確認すると、下記のように出力されて、fruits
変数に全ての要素が結合されたことが確認できました。
['peach', 'orange', 'grape', 'apple', 'lemon']
extendメソッドを呼んで結合する
リストからextendメソッドを呼んで、既にあるリストに対して、リストの要素を全て追加することができます。
例えば、下記のように使います。
fruits1 = ['lemon', 'banana', 'apple']
fruits2 = ['cherry', 'orange']
fruits1.extend(fruits2)
print(fruits1) # ['lemon', 'banana', 'apple', 'cherry', 'orange']
最初に、先ほどと同じようにリストを作っています。
fruits1
変数に、3つの文字列でリストを作っています。
次にfruits2
変数に、2つの文字列でリストを作りました。
そして、fruits1
変数からextendメソッドを呼んで、fruits2
変数を渡しています。
これで、fruits1
変数のリストに対して、fruits2
変数のリストの全ての要素が追加されます。
fruits1
変数をprint関数で、出力すると下記のようになりました。
['lemon', 'banana', 'apple', 'cherry', 'orange']
2つのリストの要素が、ひとつに結合されました。
リストを結合する方法のまとめ
今回はPythonのリストを結合する方法について書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。
・既にあるリストからextendメソッドを呼び出すことで、リストの要素を全て追加できた。
新しいリストを作るときには、「+」演算子を使うと良さそうです。
既にあるリストに要素を全て追加するときには、extendメソッドを使いましょう。
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