Flutterの学習におすすめな本を3つ紹介しています。
Flutterについて簡単に説明して、その後におすすめの本を紹介しました。
最後にFlutterを「どの本で学ぶのが良いか」の考察をまとめていますので、確認してみてください。
※Amazonのお試し読みでひとつずつ確認して、良さそうな本を選んでいます。
Flutterとは?本が必要?
FlutterはGoogleが開発したオープンソースのフレームワークです。
2018年12月4日にバージョン1.0がリリースされたとのことです。
Flutterでソースコードを書くことによって、ひとつのコードからAndroid/iOS向けのモバイルアプリや、Windows/MacOSのデスクトップアプリなど
クロスプラットフォームアプリケーションを開発することが可能です。
筆者はFlutterはチュートリアルでやった程度です。
ひとつのコードでiPhoneとAndroidのアプリができ、便利だなと感じました。今後学んでいきたいです。
やはり本があることで、体系的に学べるので、あるとスムーズに学習が進んでいくのではないかと思います。
Flutterの学習におすすめの本3選
Flutterの学習におすすめな本を3つピックアップしました。
初心者の方はFlutterを学習する前に、Flutterで採用されているDart言語に似たJavaScriptを学習しておくと良いかもしれません。
マルチプラットフォーム対応 最新フレームワーク Flutter 3入門
「マルチプラットフォーム対応 最新フレームワーク Flutter 3入門」を確認しました。
掌田 津耶乃さんが書かれていて、秀和システムから2022年11月に出版されています。
「はじめに」を確認して
最初にFlutterのマルチプラットフォームなところについての解説が書いています。
この本は2018年9月に出版された「Android/iOSクロス開発フレームワーク Flutter入門」改訂版とのこと。
最新のFlutter3に対応して、Firebaseとの連携やFlutter Casual Game Toolkitによるゲーム開発の基礎などの説明を行っているとのことです。
「目次」を確認して
1章から8章までで構成されています。
1章ではFlutterの概要や開発準備を行って、プロジェクトを作成してみるようです。
2章ではプログラムの基本を理解ということで、プロジェクトの構成やStateクラス、ウィジェットの基本レイアウトなどについて学びます。
3章・4章でUIウィジェットについて学習します。
5章ではグラフィックとアニメーションについて学ぶようです。
6章ではデータアクセス、7章ではFirebaseの利用、8章ではFlutter Casual Game Toolkitについて記載があるようです。
基礎的なことから、FirebaseやFlutter Casual Game Toolkitなどのライブラリについてなど、幅広いところまで書いているようです。
基礎から学ぶ Flutter
「基礎から学ぶ Flutter」を確認しました。
石井 幸次さんが書かれていて、シーアンドアール研究所から2019年12月に出版されています。
「PROLOGUE」を確認して
この本は、公式の情報と筆者の2年ほどの業務経験を合わせて構成しているとのこと。
読むことで、基本から中級の知識の重要な個所を理解できるようにしているつもりとのことです。
この本をきっかけに、公式に触れることで理解が深まることを目的にしているとのこと。
対象読者としては、JavaScriptなどの何らかのプログラミング言語経験がある読者を想定しているとのこと。
また、iOS/Androidのいずれかのネイティブ開発の経験があると望ましいとのことです。
「目次」を確認して
1章から9章までで構成されています。
1章ではスタートガイドとして、Flutterの概要や開発環境構築をやっていきます。
2章ではFlutterでつかわれているDartについて学ぶとのこと。
3章ではウィジェットについて学びます。
4章ではMaterial ComponetsとiOS-Styleについて学ぶようです。
5章でライブラリの使い方について学ぶようです。
6章から内部構造・アーキテクチャ・テスト・パフォーマンスチューニングと学んでいくようです。
動かして学ぶ!Flutter開発入門
「動かして学ぶ!Flutter開発入門」を確認しました。
掛内 一章さんが書かれていて、翔泳社から2023年5月に出版されています。
「はじめに」を確認して
最初にFlutterについての概要について書いています。
Flutterを使うと、モバイルアプリが本当に簡単に作れるとのこと。
「初学者でも簡単にモバイルアプリを使ってリリースできる」という感動を、一人でも多くの方に体験して頂きたいと思い本書を執筆したたとのこと。
この本では、画面や機能を実装するためのソースコードを必要最低限に整理しているとのこと。
また、出力結果や動作イメージを極力省略せずに掲載しているとのことです。
これにより、すべてのソースコードを実行しなくても実装例とイメージだけで、十分に理解できるように配慮しているとのこと。
対象読者としては、下記のような方になるとのこと。
・Flutterで何ができるのかを知りたい
・Flutter開発のスキルアップをしたい
・Flutterを使った商用開発を検討している
前提知識としては、下記のようになるとのことです。
・プログラミングの基礎スキルを持っている
・Windows/MacOSの基礎的なコマンドを使える
「目次」を確認して
1章から8章までで構成されています。
1章ではFlutterの概要を解説と、環境構築をするようです。
2章ではアプリ開発の基本として、画面の構築や更新、アニメーションなどを学んでいくようです。
3章ではスマートフォン機能の活用として、カメラとギャラリー・GPS・センサーなどを学ぶようです。
4章ではFirebaseとの連携として、Firebaseの概要からAuthentication/Firestore/Functionsなどについて学んでいくようです。
5章ではアプリのリリース、6章ではFlutterの仕組みの活用、7章ではデザインパターンと学んでいきます。
最後の8章では開発に役立つWebサービスについて学ぶようです。
Flutterのおすすめ本のまとめ
今回紹介した本をまとめました。
タイトル | 出版社 | 価格(Kindle) | ページ数 |
---|---|---|---|
マルチプラットフォーム対応 最新フレームワーク Flutter 3入門 | 秀和システム | 2,673円 | 416ページ |
基礎から学ぶ Flutter | シーアンドアール研究所 | 3,643円 | 464ページ |
動かして学ぶ!Flutter開発入門 | 翔泳社 | 3,971円 | 560ページ |
Flutterの本はどれが良い?(紹介した本の総括)
今回はFlutterの学習におすすめの本を紹介しました。
最後に今回おすすめした本を、筆者の独断と偏見でどれが良いか考えてみます。
基礎から学んでいきたいときには「基礎から学ぶ Flutter」か「動かして学ぶ!Flutter開発入門」が良いのではないかなと感じました。
「動かして学ぶ!Flutter開発入門」のほうが出版時期も新しく、イラストも入っていて読みやすそうなのでいいのではないでしょうか。
「マルチプラットフォーム対応 最新フレームワーク Flutter 3入門」は他の書籍にない「Flutter Casual Game Toolkit」の解説があるようなので、こちらが気になる方にはいいのではないでしょうか。
いろいろ書きましたが、人によって「読みやすい・読みにくい」と感じることがあるかと思います。
Amazon試し読みや書店で、一度確認してみてください。
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