今回はVB.NETで配列の要素と要素数を取得する方法について書いています。
配列の要素を取得するには、配列に要素番号でアクセスすると良いです。
要素数については、配列からLengthプロパティを呼ぶと取得できます。
配列の要素を取得する
配列に要素番号でアクセスする方法とGetValueメソッドを使う方法があります。
要素番号でアクセスする
要素番号をつけて、配列にアクセスすることで、配列の内容を取り出すことができます。
例えば、下記のように処理することができます。
Dim fruits() As String = New String() {"apple", "grape", "orange"}
Dim fruit As String = fruits(1)
Console.WriteLine(fruit) ' grape
最初にfruits
変数に対して、要素を3つで配列を作成しています。
その次の処理で、fruits
変数の要素に要素番号をつけて「1」番目にアクセスしています。
配列は0番目から数えるので、1番目は「grape
」になります。
fruit
変数に、配列から取得した値を代入しています。
fruit
変数の内容を出力すると「grape
」が出力されました。
このように要素番号をつけて、配列にアクセスすることで、配列の要素を取得できます。
GetValueメソッドを使う
GetValueメソッドを配列から呼び出して使うことでも、配列の要素を取得することができます。
例えば、下記のように使います。
Dim fruits() As String = New String() {"apple", "grape", "orange"}
Dim fruit As String = fruits.GetValue(0)
Console.WriteLine(fruit) ' apple
先ほどと同様にfruits
変数に対して、要素を3つで配列を作っています。
次の処理で、fruits
変数からGetValue
メソッドを呼び出しています。
渡しているのは配列の要素番号です。
今回は0番目を渡しているので、配列の先頭要素が返ってきます。
fruit
変数で受け取って、出力すると「apple
」となりました。
存在しない要素番号にアクセスすると?
配列の要素番号で存在しない場所にアクセスするとエラーになります。
例えば、下記のようにアクセスしたときです。
Dim fruits() As String = New String() {"apple", "grape", "orange"}
Console.WriteLine(fruits(4))
配列を作った後に、存在しない4番目の要素にアクセスしました。
この処理を実行すると、下記のようにエラーが出力されます。
Unhandled exception. System.IndexOutOfRangeException: Index was outside the bounds of the array.
配列の範囲外にアクセスしたという趣旨のメッセージが出ました。
気を付けて取得するようにしていきましょう。
配列の要素数を取得する
配列の要素数を取得するには、配列のLengthプロパティにアクセスすると良いです。
例えば、下記のようにアクセスすることができます。
Dim fruits() As String = New String() {"apple", "grape", "orange"}
Console.WriteLine(fruits.Length) ' 3
同様にしてfruits
変数に、3つの要素で配列を作りました。
その次の処理で、fruits
変数からLengthプロパティにアクセスしています。
これで要素数が返ってきます。
今回は3つなので、出力すると「3」となりました。
配列の要素・要素数を取得する方法まとめ
今回はVB.NETで配列の要素・要素数を取得する方法について書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。
・配列の要素数を取得するには、配列からLengthプロパティにアクセスする
要素の取得は、要素番号を指定するのが簡単で良いのではないかと思います。
要素数を超えて指定すると、エラーになるため気をつけていきましょう。
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