PHPのバージョンを確認する方法を書いています。
ターミナル・コマンドプロンプトでコマンドを使用して確認する方法と、ブラウザからPHPファイルにアクセスして確認する方法を書いています。
コマンドで確認する
コマンドで確認するほうが簡単です。ローカル以外に実行環境がある場合はSSHで繋いで、コマンドを実行してみましょう。
コマンドで確認する場合は、phpコマンドを使用して、-v(バージョン)オプションをつけるだけです。
$ php -v
実行すると、下記のように表示されます。
$ php -v
PHP 8.0.1 (cli) (built: Jan 8 2021 12:35:09) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.0.1, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v8.0.1, Copyright (c), by Zend Technologies
phpコマンドがない?
PHPが使えている環境であれば、phpコマンドは存在するはずです。
下記のwhichコマンドで、phpの実行ファイルが存在している場所が確認できます。
$ which php
/usr/local/bin/php
ブラウザで確認する
FTPだけしか使えないような場所にファイルをアップロードしている場合は、ブラウザから確認することになるかと思います。
phpversionまたはphpinfoという標準関数を使用して、確認することができます。
バージョン情報のみを確認する(phpversion)
phpversion.phpという名前で、下記のファイルを作成しました。
<?php
echo phpversion();
作成したファイルをドキュメントルート配下(URLからアクセスできる場所)に配置します。
アクセスすると、下記のように表示してくれます。名前の通りの関数ですね。

バージョン情報を含めたPHP情報確認(phpinfo)
phpinfo.phpという名前で、下記のファイルを作成しました。
<?php
echo phpinfo();
アクセスすると、下記のようにいろいろな情報を表示してくれます。
バージョンは1番上のタイトルのところに書いています。

他にもphp.iniの場所や、PHPのライブラリの有効状態などを見ることができます。
バージョン情報以外にも確認したいことがよくあるので、こちらの関数をよく使うことになるかと思います。覚えておくと便利です。
コマンドで同じようにPHPの情報を確認するには-iオプションを使用して、php -iを実行します。


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