本記事ではLaravelで開発を始める方に向けて、Laravelの概要と代表的な機能について書いています。
Laravelとは?
ひとことでいうとPHPのWebフレームワークです。
PHPをそのまま使ってWebシステム作るよりも、簡単にWebアプリケーションが作れるような感じですね。
PHPのWebフレームワークは、Laravel以外だとCodeIgniterとかCakePHPとか色々ありますが、現在はLaravelに勢いがあるようです。
フレームワークを導入することにより、色々と便利なライブラリや機能が使えてシステムの開発が効率的にできます。
google trendで調べてみましたが、過去5年・全ての国でみてもLaravelが圧倒的な人気ですね。
wikiにはこのように書いています。
Laravel は、MVCのWebアプリケーション開発用の無料・オープンソースのPHPで書かれたWebアプリケーションフレームワークである。
LaravelはMITライセンスの下でリリースされており、そのソースコードはGitHubにホスティングされている[3]。マイクロソフトの.NETの開発に関わっていたTaylor Otwell が開発し、Taylorを中心としたコミュニティーが活発な開発を続けている[4]。
2021年1月現在、GitHubでのスター獲得数がPHP, Ruby, Python等のバックエンド系プログラミング言語のフレームワーク中で最も多いなど、人気のフレームワークの1つとなっている[5] [6]。
wikiの情報をまとめると、このような感じです。
・2011年から開発が始まったプロジェクト
・Taylor Otwell氏を中心に開発されている
・ライセンスはMITライセンス
・2021年の現在では人気フレームワークの一つになっている
Laravelの機能(特徴)についてザックリ解説
Laravelを使用することにより使える代表的な機能の概要をザックリ解説します。
ここで書いている以外にも便利な機能が色々と備わっています。
Artisan(アーティザン)コマンド
Laravelには、phpコマンドで実行できるartisan
ファイルがプロジェクト作成時に自動的についてきます。
このartisan
ファイルをphpで実行することによって、モデルやマイグレーションなどのファイル作成やバッチの実行、ルーティングの確認など
様々なことがartisan
コマンドで、できるようになっています。
artisan
コマンドが使えることで、手動で作るべきファイルがコマンドを叩くと作れたりと、効率的に開発を進めていけます。
Blade View
Laravelでフロントの画面を作成するときには、Bladeを使用して記載していきます。
Bladeはシンプルなテンプレートエンジンです。
PHPを使って、フロントの画面を作るよりも簡単に、見やすく、フロントの画面を作成することができます。
普段使っているPHPを書くことも可能です。
データベースのマイグレーション
データベースのマイグレーション機能についてです。
artisan
コマンドでマイグレーションファイルを作成して、実行することにより
データベースのテーブルの作成をしたり、テーブルへのカラム追加・変更・削除などテーブル構成の変更がファイルベースで簡単にできます。
また、マイグレーションを流した単位でロールバックすることが可能なので、間違った場合でも簡単にテーブル構成を元に戻せます。
seeder(シーダー)を作成すると、データベースに入れておくためのマスタデータなどをLaravelから入れることが可能です。
Eloquent ORM
Laravelで使用できるORMになります。
SQLを直に書く必要がなくなり、プログラムベースで簡単にデータの取得やインサートなどを実装することが可能です。
終わりに
Laravelについて、簡単に説明してみました。
どのフレームワークを使用するか迷っている方は、PHPで圧倒的に人気のあるフレームワークなので、とりあえず使ってみましょう。
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