「動画を見ながらLINEを返したい」「地図を表示しつつブラウザを開きたい」そんなときに便利なのが PIPモード(ピクチャー・イン・ピクチャー) です。
この記事では、AndroidスマホでのPIPモードの基本的な使い方と、対応アプリの例を紹介します。
PIPモードとは?
PIPモードとは アプリを小さなウィンドウ(小窓)に縮小して、他のアプリの上に重ねて表示する機能 です。
画面分割と似ていますが、違いは以下の通りです。
- 画面分割 → 画面を上下に分けて2つのアプリを並べる
- PIPモード → アプリを小窓にして他のアプリの上に重ねる
📌 代表的に対応しているアプリ:
- YouTube(Premiumのみ)
- Prime Video
- Google マップ
- Google Meet / Zoom などのビデオ通話アプリ
- VLCなど一部動画プレーヤー
PIPモードの使い方(Prime Videoアプリの例)
PIPモードを使う方法についてです。
PIPモードに対応していないアプリは、小さなウィンドウにできないので注意が必要です。
YouTubeについては、有料のPremiumユーザーのみになります。
1. Prime Videoで動画を再生する
まず、Prime Videoアプリを開いて動画を再生します。
2. ホーム画面に戻る
動画を再生したまま、下から上にスワイプ(またはホームボタンをタップ)してホーム画面に戻ります。
3. 他のアプリを操作する
小窓を出したまま、LINEやブラウザを開いて操作できます。
動画は再生し続けられます。
4. 小窓を移動・サイズ変更する
小窓はドラッグして移動可能です。
また、2本指で広げるとサイズを大きくできます。(2回タップすることでも、広げたり縮小したりできます)
5. 小窓を閉じる
小窓を画面下にドラッグすると閉じることができます。
また、小画面の右側のバツボタンを押すことで閉じることもできます。
PIPモード対応アプリの例
- 動画系:YouTube(Premium)、Prime Video、VLC、Google TV
- 地図・ナビ系:Google マップ
- 通話・会議系:Google Meet、Zoom、LINE通話
- その他:一部の動画プレイヤーやブラウザ
📌 ただしアプリによっては PIPモード非対応 の場合もあるので注意してください。
PIPモードが使えないときの確認方法
「PIPが出ない」というときは、アプリの設定で無効になっている可能性があります。
機種やバージョンによって、メニューが違う可能性があります。
手持ちのスマホでは、下記で設定できました。
- 設定アプリを開く
- アプリ → 特別なアプリアクセス → ピクチャーインピクチャー を選択
- 対象アプリ(例:YouTube)が「許可」になっているか確認
まとめ
今回はAndroidでのピクチャーインピクチャー(PIP)についての使い方を確認しました。
まとめると、下記のようになります。
- PIPモードを使うと、動画や地図を小窓にして他の操作と並行できる
- YouTube、Googleマップ、通話アプリなどが対応
- 設定でオフになっていると動作しないので確認が必要
動画を見ながらLINEやブラウザを操作できるので便利です。ぜひ活用してみてください。
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