JavaScriptで文字列の指定した位置の文字を取得するat
メソッドについて解説します。
at
メソッドを使うと、文字列の指定したインデックス(位置)にある文字を簡単に取得できます。
文字列から特定の文字だけを取り出したい場合に便利です。
実際に動くサンプルを使って、以下の操作を解説します。
・`at`メソッドの基本的な使い方
・`at`メソッドを使うメリット
・`[]`(ブラケット記法)との違い
・`at`メソッドを使うメリット
・`[]`(ブラケット記法)との違い
atメソッドの基本的な使い方
at
メソッドは、文字列の指定したインデックスにある文字を返します。
基本的な構文は以下のとおりです。
string.at(index)
index
: 取得したい文字のインデックス(位置)。- 0以上の整数値を指定します。
- 負の値を指定すると、文字列の末尾からのインデックスとして扱われます。
文字列から文字を取得する
const str = 'Hello';
const char = str.at(1);
console.log(char); // 結果:e
str
文字列を作成して、at
メソッドを呼び出しました。
渡している引数のインデックス1(2番目)にある文字’e’がat
メソッドによって取得されて、char
変数に格納されています。
負のインデックスを指定する
at
メソッドでは、負のインデックスを指定することもできます。
負のインデックスは、文字列の末尾からの位置を表します。
const str = 'Hello';
const lastChar = str.at(-1);
console.log(lastChar); // 結果:o
この例では、-1
を指定することで、文字列の末尾にある文字’o’を取得しています。
atメソッドを使うメリット
at
メソッドを使う主なメリットは以下のとおりです。
- 文字列の指定した位置の文字を簡単に取得できる: 文字列から特定の文字だけを簡単に取り出せます。
- 負のインデックスを使える: 負のインデックスを使うことで、文字列の末尾からの位置を指定して文字を取得できます。
[](ブラケット記法)との違い
文字列の文字を取得する方法としては、[]
(ブラケット記法)もよく使われます。
at
メソッドと[]
(ブラケット記法)の違いは以下のとおりです。
方法 | 説明 |
---|---|
at メソッド |
指定したインデックスの文字を返す。負のインデックスも使用可能。 |
[] (ブラケット記法) |
指定したインデックスの文字を返す。負のインデックスは使用不可。 |
at
メソッドは、負のインデックスを使用できる点が[]
(ブラケット記法)と異なります。
JavaScriptのatメソッドの使い方まとめ
今回はJavaScriptのat
メソッドの使い方について解説しました。
at
メソッドを使うと、文字列の指定した位置にある文字を簡単に取得できます。
負のインデックスを使うことで、文字列の末尾からの位置を指定して文字を取得することも可能です。
・`string.at(index)`で文字列の指定した位置にある文字を取得する。
・`index`には0以上の整数値、または負の値を指定する。
・負の値を指定すると、文字列の末尾からの位置を表す。
・`index`には0以上の整数値、または負の値を指定する。
・負の値を指定すると、文字列の末尾からの位置を表す。
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