MacにNode.jsをインストールする方法!【インストール方法2パターン】

JavaScript

Node.jsをMacのローカルにインストールする方法について書いています。
実際にNode.jsをインストールして動くか確認してみました。

コマンドでインストールする方法と、公式のインストーラーを使用する方法があります。
Node.jsにはバージョン管理するツールもありますが、今回は直接インストールしてみます。

コマンドでインストールする場合は環境によってはハマる可能性があるため、サクッと始める場合は公式のインストーラーを使用した方が良さそうです。
この記事で確認しているOSのバージョンは下記になります。

Mac BigSur バージョン11.6.4

インストールされるNode.jsとnpmのバージョンは下記になります。

Node.js 17.8.0
npm 8.5.5

Node.jsのバージョンを管理するNodebrewなどのツールもありますが、今回は直接インストールしてみます。

コマンドでインストールして使い始める

コマンドでNode.jsをインストールして使い始める方法です。
今回はHomebrewを使用して、直接Node.jsをインストールしてみます。

Homebrewをインストールする

Node.jsをコマンドで入れるには、まずHomebrewをインストールします。
HomebrewはmacOS用のパッケージマネージャーです。

brewの公式サイトにあるように、下記のコマンドを使用してインストールします。

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

下記のようにインストールが始まります。
パスワードを求められる場合は入力してください。

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
==> Checking for `sudo` access (which may request your password)...
Password:
==> This script will install:
/usr/local/bin/brew
/usr/local/share/doc/homebrew
/usr/local/share/man/man1/brew.1
/usr/local/share/zsh/site-functions/_brew
/usr/local/etc/bash_completion.d/brew
/usr/local/Homebrew
// ---- 省略 ----
Updated 3 taps (azure/functions, homebrew/core and homebrew/cask).
==> Installation successful!

==> Homebrew has enabled anonymous aggregate formulae and cask analytics.
Read the analytics documentation (and how to opt-out) here:
  https://docs.brew.sh/Analytics
No analytics data has been sent yet (nor will any be during this install run).

==> Homebrew is run entirely by unpaid volunteers. Please consider donating:
  https://github.com/Homebrew/brew#donations

==> Next steps:
- Run brew help to get started
- Further documentation:
    https://docs.brew.sh

時間が結構かかります。
待っていると、上記のようにインストールが完了します。

Homebrewがインストールされたか確認する

Homebrewがインストールされたか確認するには、下記のbrewコマンドを使用します。
-vオプションをつけるとバージョンを確認できます。

$ brew -v

コマンドを実行すると、このようにインストールされたHomebrewのバージョンが表示されました。

$ brew -v
Homebrew 3.4.4
Homebrew/homebrew-core (git revision 7ebea81e5f1; last commit 2022-04-02)
Homebrew/homebrew-cask (git revision 31060c32071; last commit 2022-04-01)

Node.jsをインストールする

インストールしたHomebrewを使用して、Node.jsをインストールします。

$ brew install node

下記のようにインストールが始まります。

$  brew install node
==> Downloading https://ghcr.io/v2/homebrew/core/c-ares/manifests/1.18.1_1
######################################################################## 100.0%
// --- 省略 ---

結構時間がかかりますが、待っているとインストールが完了します。

Node.jsのパスを通す

/usr/local/opt/配下にインストールされるので、確認してパスを通します。
下記のようにコマンドを実行すると、nodeのディレクトリができていることが確認できます。

$ ls /usr/local/opt/ | grep node
node
node@17

この/usr/local/opt/node/bin/のnodeにパスを通すと、直接実行できるようになります。
ホームディレクトリ配下の.bash_profileに下記のように追加します。

export PATH=/usr/local/opt/node/bin:$PATH

追加した後は、ターミナルを開き直すか下記のように設定を反映させます。

$ source ~/.bash_profile

パスを通した後にバージョンを下記のコマンドで実行すると、インストールされたことが確認できます。

$ node -v
v17.8.0

npmも下記のように実行すると、使えることが確認できました。

$ npm -v
v8.5.5

公式サイトのインストーラーを使ってインストールする

公式サイトでNode.jsインストーラーが提供されています。
こちらを使用することで、使い始めることも可能です。

安定の推奨版(LTS)と最新版がありますが、今回は最新版をダウンロードしてみました。
Macに公式のインストーラーでNode.jsを入れる

ダウンロードが終わったら、落としてきたインストーラーを開きます。
ダウンロードしたNode.jsのインストーラーを開く

下記のように、画面が開きます。
インストール場所と、バージョンが書いています。Node.jsと一緒にnpmもインストールされます。
Node.jsインストーラーのようこそ画面

続けるを押すと、使用許諾契約が表示されるので、続けるを押して同意します。
Node.jsインストーラーの使用許諾画面

インストール先を設定して、インストールを押したら下記のようにインストールが開始されます。
Node.jsインストーラーでNode.jsをインストール中

インストールが完了すると、下記の完了画面が表示されます。
Node.jsインストーラーでインストールが完了

インストールされたか確認する

インストール後にターミナルを開いて、下記のようにnodeコマンドを使用してバージョンが確認できます。
-vオプションをつけるとバージョンを確認できます。

$ node -v

下記のようにインストールされたバージョンが表示されます。

$ node -v
v17.8.0

npmについても、このように確認すると…

$ npm -v

下記のようにバージョンが表示されました。

$ npm -v
8.5.5

これで、Node.jsを使い始めることができました。

インストーラーでインストールしたNode.jsを消す

公式のインストーラーでインストールしたNode.jsは、/usr/local/bin/nodeに格納されています。
一緒にインストールされるnpmは、/usr/local/bin/npmになります。

削除するにはrmコマンドで削除すると良いかと思います。

$ rm -rf /usr/local/bin/node
$ rm -rf /usr/local/bin/npm

終わりに

今回はローカルに直接Node.jsをインストールして使い始めれるようにしてみました。

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