PHPのarray_fillの使い方！配列を埋める

PHPのarray_fill関数について書いています。

array_fill関数は指定された開始位置から、指定された数の要素を指定値で埋めた新しい配列を作成します。
この関数を使うと、配列を初期化したり、特定の値を繰り返し含む配列を作成したりする場合に便利です。

例えば、初期値がすべて0の配列を作成したり、特定の文字列を繰り返し含む配列を作成したりできます。

array_fill関数の基本的な使い方

array_fill関数は指定された開始位置から、指定された数の要素を指定値で埋めた新しい配列を作成します。
基本的な構文は以下のとおりです。

array_fill(int $start_index, int $num, mixed $value): array

• $start_index: 配列の開始インデックス。
  • 整数値を指定します。
  • 負の値を指定することも可能です。
• $num: 挿入する要素の数。
  • 0以上の整数値を指定します。
• $value: 挿入する値。
  • 任意の型の値を指定できます。

array_fill関数の戻り値

array_fill関数の戻り値は、指定された値で埋められた新しい配列です。
$numが0の場合、空の配列を返します。

すべての要素が同じ値の配列を作成する

指定文字列で埋めた配列を作成します。

<?php
$result = array_fill(0, 5, 'apple');

print_r($result);
// 結果：Array ( [0] => apple [1] => apple [2] => apple [3] => apple [4] => apple )
?>

array_fill関数を使って、インデックス0から5つの要素をappleで埋めた配列を作成しています。
結果の配列($result)を確認すると、0から4までのキーで、appleが要素として埋められた配列が返ってきました。

開始位置を指定して配列を作成する

開始位置を指定して配列を作成します。

<?php
$result = array_fill(2, 3, 100);

print_r($result);
// 結果：Array ( [2] => 100 [3] => 100 [4] => 100 )
?>

array_fill関数を使って、インデックス2から3つの要素を100で埋めた配列を作成しています。
結果の配列($result)を確認すると、インデックスが2からになっていて、3つの要素の配列が作成されました。

array_fill関数を使うメリット

array_fill関数を使う主なメリットは以下のとおりです。

• 配列の初期化: 配列を特定の値で初期化できます。
• 特定の値を繰り返し含む配列の作成: 特定の値を繰り返し含む配列を簡単に作成できます。
• コードの簡潔化: ループ処理を記述する必要がなく、コードが簡潔になります。
• 可読性の向上: コードの意図が明確になり、可読性が向上します。

PHPのarray_fill関数の使い方まとめ

今回はPHPのarray_fill関数の使い方について解説しました。
この記事の内容をまとめます。