Androidアプリ開発の学習におすすめの本を4つ紹介しています。
最初にAndroidについて簡単に説明して、その後におすすめの本を紹介しました。
そして、最後にAndroidの開発を「どの本で学ぶのが良いか」の考察をまとめています。
筆者のAndroidの開発実績としては、バージョンが1.6ぐらいの初期のときにガッツリと開発しました。
その後は、ちょこちょことやる程度です。最近ではガワネイティブアプリを作るなど。
※Amazonのお試し読みでひとつずつ確認して、良さそうな本を選んでいます。
Androidとは?本が必要?
Androidはスマートフォンに使われているOSのひとつ。
Googleが2008年にリリースして、開発・バージョンアップを続けています。
iPhoneではAppleが作ったiOSが使われていますが、GalaxyやXperiaなどにはAndroidが使われています。
Androidアプリを作成するときには、最近ではパソコンにAndroid Studioをインストールして、開発を始めるようになりました。
昔は開発言語としてJavaが使われていましたが、最近ではKotlinが使われています。
Androidアプリ開発の学習におすすめの本4選
Androidアプリを開発するのにおすすめの本を4つピックアップしました。
Androidの説明も含まれるため、Androidの本にはKotlinやJavaに関する解説は少なめです。
そのため、2つの言語が未習得の場合には、プログラミング言語のみをあつかっている書籍を先に確認してみるとスムーズかもしれません。
(紹介している1番目の書籍はJavaの扱い方も学べるとのことです)
たった1日で基本が身に付く! Androidアプリ開発超入門
「たった1日で基本が身に付く! Androidアプリ開発超入門」を確認しました。
中川 幸哉さんが書かれていて、技術評論社から2018年9月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本はAndroidアプリを作りたい・Androidプログラミングの世界に一歩を踏み出したいという、全ての初心者が体験しながら学べる入門書とのこと。
Java言語のみでアプリ開発に入門し、Javaの解説もあるとのことです。
「目次」を確認して
1章から5章までで、構成されています。
1章でAndroidアプリ開発準備を行い、2章から作成に入るようです。
3章ではアプリの見た目を変更するビューなどを学んで、4章でJavaプログラムについて学ぶようです。
そして、最後の5章でビンゴアプリを開発してみるようです。
基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版
「基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版」を確認しました。
齊藤 新三さんが書かれていて、山田 祥寛さんが監修しています。
翔泳社から2023年1月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本ではKotlin言語の学習対象者がハンズオンで作りながら、Androidアプリ開発に必要な基礎知識・SDK機能などのテクニックを学べる書籍とのことです。
Android OS・Android Studioのバージョンアップに左右されない、基礎的な考え方やアプリの作成手法を伝えることを主眼としているとのことです。
コピペだけで開発するような「なんちゃって開発者」にならないように本質を理解できるように書かれているとのこと。
前提として、KotlinやJavaの解説はやっていないとのこと。
KotlinやJavaは他の書籍で理解して、取り組んだ方が良いとのことです。
「目次」を確認して
1章から17章までで、構成されています。
1章でAndroid開発環境を整えて、2章で初めてのアプリを作成するとのことです。
3章から、ビューとアクティビティ・イベントとリスナ・リストビューとダイアログ・フラグメントなど、Androidの基礎的な機能について学んでいきます。
10章からデータベースへのアクセスや非同期処理・Web API連携、カメラアプリ連携・地図アプリ連携など幅広く学べるようです。
作ればわかる!Androidプログラミング Kotlin対応
「作ればわかる!Androidプログラミング Kotlin対応」を確認しました。
金宏 和實さんが書かれていて、翔泳社から2019年6月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本ではAndroid SDK・Android Studioを使って、実際にアプリを作り、基礎知識や実践的なプログラミング方法を学ぶ書籍とのこと。
「習うより慣れろ」「作って楽しい」がコンセプトとのこと。
前提知識として、Kotlin言語についてと、Android Studioの使い方を知っておくとスムーズに読み進めれるとのことです。
「目次」を確認して
1章から12章までで、構成されています。
1章ではアプリを作る準備として、Androidの概要や開発環境の準備をするようです。
2章で初めてのアプリを開発して、3章ではKotlin入門として、言語の構文などについて触れられているようです。
第4章からは実際にいろいろなアプリを作るようで、下記のようなアプリを作ってみるとのこと。
・名刺代わりに使えるアプリ
・和室専用侵入者検知アプリ
・盗難防止アラーム
・方位センサーを使ったゲーム
実際にいろんなアプリを作って学んでいくスタイルのようです。
TECHNICAL MASTER はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編
「TECHNICAL MASTER はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編」を確認しました。
山田 祥寛さんが書かれていて、秀和システムから2021年11月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本はAndroidでのプログラミングを初めて学ぶ人のための書籍とのこと。
Kotlinについては、最低限理解していることを前提としているとのことです。(本の中でも丁寧な解説を心がけているとのこと)
「目次」を確認して
1章から11章までで、構成されています。
1章でAndroidの概要や開発環境を作成し、2章で初めてのアプリを作成してみるようです。
3章から7章で、ビューのレイアウトやウィジェットなどについて学んでいくようです。
8章から11章で、インテント・SQLiteデータベースやセンサー/GPSについて学ぶようです。
Androidのおすすめ本のまとめ
今回紹介した本をまとめました。
タイトル | 出版社 | 価格(Kindle) | ページ数 | 難易度 |
---|---|---|---|---|
たった1日で基本が身に付く! Androidアプリ開発超入門 | 技術評論社 | 2,383円 | 224ページ | 初心者 |
基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版 | 翔泳社 | 3,135円 | 472ページ | 中・上級者 |
作ればわかる!Androidプログラミング Kotlin対応 | 翔泳社 | 2,948円 | 392ページ | 中・上級者 |
TECHNICAL MASTER はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 | 秀和システム | 1,584円 | 651ページ | 中・上級者 |
Androidの本はどれが良い?(紹介した本の総括)
最後に今回おすすめさせてもらった本について総括します。
筆者の独断と偏見から、個人のレベル別に最終的におすすめの本を考えてみました。
まず、Java言語で開発するか、Kotlin言語で開発するかで選ぶ本も変わってくるかと思います。
筆者としてはKotlinの方が、短いコードで処理が書けて読みやすいので、いいのではないのかなと思います。
Java言語で開発したい場合や、プログラミング言語自体に慣れていない人は「たった1日で基本が身に付く! Androidアプリ開発超入門」がいいのではないでしょうか。
確認できていませんが、本の中でJavaに関する説明もあるとのこと。
内容も少ないようなので、初心者の方でも読みきることができそうです。
「作ればわかる!Androidプログラミング Kotlin対応」については、作って学んでいくスタイルです。
プログラミング言語に慣れていて、作っていくことを中心に学習したい方は、この本が良さそうです。
最後に「TECHNICAL MASTER はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編」または「基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版」ですが
Kotlin言語がある程度わかる方は、どちらかの書籍で学習してくと良いのではないでしょうか。
特に「基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版」は出版日も新しく全体的におさえられてそうなので、良さそうな気がしました。
いろいろ書きましたが、読みやすい・読みにくいなど、人によって評価が変わってくるかと思います。
ぜひ、Amazonの試し読みや書店などで、いろんな書籍を確認してみてくださいね。
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