【作って納得!PHP入門】連想配列を使ってみよう

PHP

この記事では、PHPの連想配列の使い方について書いています。

最初に連想配列についての説明をします。
その後に、実際に簡単なプログラムを作成して、連想配列について学んでいきます。

■この記事の目標(作るもの)について
連想配列を使用した簡単なプログラムを作成し、下記のように画面に結果を出力して確認します。
PHPで連想配列を使ったテスト画面

PHPの連想配列とは?

配列では、添字(キー)として数字で指定してデータを取得していました。
下記は配列を作って、2番目を指定して出力しています。結果はパイナップルが出力されます。

$fruits = ['ぶどう', 'メロン', 'パイナップル'];

echo $fruits[2]; // 結果はパイナップル

連想配列は添字(キー)に文字列を使用します。
そして、データを取得するときも文字列で指定して、取得することができます。

例として、下記のように添字(キー)に文字列が使用できます。

$fruitColors = ['apple' => 'red', 'melon' => 'green', 'lemon' => 'yellow'];

echo $fruitColors['melon']; // 結果はgreen

果物の色の連想配列を作ってみました。
それぞれ果物の名前を指定すると色が取得できるといった感じです。
$fruitColors['mellon']の出力結果はgreenになります。

このような感じで、連想配列を作成する場合は「'キー' => '値'」というように定義します。
上記の例で記載した通り、複数の値はそれぞれ、カンマで区切っていきます。
また、$fruitColors['banana'] = 'yellow';のような感じで、配列['キー'] = 値;でも定義することが可能です。

値にはいろいろな型のデータを指定できます。

PHPで連想配列を使ってみよう

実際に連想配列を使用して、処理を書いてみましょう。
前回作成したcodelike_web_dockerの配下に、fruit_associative_array.phpという名前で下記の内容で保存します。

<?php

$fruits = ['apple' => 'りんご', 'grape' => 'ぶどう', 'lemon' => 'れもん'];
$fruitColors = ['apple' => '赤', 'grape' => '紫', 'lemon' => '黄'];

echo "{$fruits['apple']}は{$fruitColors['apple']}色です。"."<br />";
echo "{$fruits['grape']}は{$fruitColors['grape']}色です。"."<br />";
echo "{$fruits['lemon']}は{$fruitColors['lemon']}色です。"."<br />";

解説

最初に2つの配列を作成しています。
1. キーが「英語の果物名」で、値が「日本語の果物名」の配列
2. キーが「英語の果物名」で、値が「果物の色」の配列

英単語の果物名で、配列の内容を取得することができます。
後半の3行はechoで、それぞれの果物名と色を出力しています。

想定される出力内容は下記のようになります。
“[果物の日本語名]は[果物の色]色です。[改行]”

今回書いたような感じで、連想配列は文字列の同じ分かりやすいキー名で使用することが多いです。

動作確認

想定通りの結果が出力されているか確認してみましょう。前回作成した環境を立ち上げます。
fruit_associative_array.phpの編集が終わったら、保存します。

そして`http://localhost:8080/fruit_associative_array.php`にアクセスします。

想定した結果が返ってきました!

おわりに

連想配列を見ていきました。
配列と同じくらい連想配列を使うことも多いので、しっかり覚えておきましょう。

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