【Git入門】git cloneの使い方!ソースコードをダウンロードしてみよう

git Git

最初にgit cloneコマンドの使い方の説明をしています。
その後に既存のリポジトリからソースコードを落としてみます。

Gitのインストールはこちらの記事に書いているので、確認してみてください。

git cloneの使い方

gitコマンドでcloneを使用することで、リポジトリをローカルのディレクトリにクローンしてくることが可能です。
リポジトリは、クラウドにソースコードが置いてあって、共有されているイメージになります。

git cloneをすることで、それぞれのパソコンからリポジトリにある内容をダウンロードしてくることが可能です。
gitのリポジトリにはソースコードだけでなく、テキストファイルや画像などを置くこともできます。

Gitのリポジトリからクローンするイメージ

基本的な使い方

基本的には下記のように使います。
現在のディレクトリに指定したリポジトリの内容をダウンロードすることが可能です。

$ git clone [リポジトリを指定する]

cloneの後に、gitのリポジトリを指定します。
リポジトリはGithubやGitlabなどで作成することが可能です。
VPSなどを使用してリポジトリを用意することもできます。

クローンされると、リポジトリの名前でローカルにディレクトリができます。
そのディレクトリ配下にリポジトリの内容が入ります。

ディレクトリを指定する

ディレクトリを指定して、クローンすることも可能です。
ディレクトリを指定すると、指定したディレクトリ名でディレクトリが作成されて、その配下にリポジトリの内容がクローンされます。

$ git clone [リポジトリを指定する] [ディレクトリ名]

その他オプションの確認

-hオプションをつけて実行すると、他に使用できるオプションなどを確認することができます。

$ git clone -h

実行すると、下記のように基本的な構文とオプションが確認できます。

$ git clone -h
usage: git clone [<options>] [--] <repo> [<dir>]

    -v, --verbose         be more verbose
    -q, --quiet           be more quiet
    --progress            force progress reporting
    --reject-shallow      don't clone shallow repository
    -n, --no-checkout     don't create a checkout
    --bare                create a bare repository
    --mirror              create a mirror repository (implies bare)
    -l, --local           to clone from a local repository
    --no-hardlinks        don't use local hardlinks, always co
# --- 省略 ---

Githubのリポジトリからソースコードをダウンロードしてみよう

実際にGithubのリポジトリから、ソースコードをダウンロードしてみます。
今回は下記のリポジトリを使ってみます。
https://github.com/gabrielecirulli/2048

2048のgithubリポジトリ
こちらのリポジトリはHTMLとJavaScriptで2048というゲームを作成しているものです。

codeの箇所をクリックすると、下記のようなツールチップが表示されるので、リポジトリのURLをコピーします。
2048のgithubリポジトリからURLコピー

コピーしたURLを使用して、ターミナルやコマンドプロンプトから下記のようにgit cloneを実行します。

$ git clone https://github.com/gabrielecirulli/2048.git

そうすると、下記のようにリポジトリがクローンされて、ローカルにリポジトリ名の2048のディレクトリが作成されます。

$ git clone https://github.com/gabrielecirulli/2048.git
Cloning into '2048'...
remote: Enumerating objects: 1315, done.
remote: Total 1315 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 1315
Receiving objects: 100% (1315/1315), 612.22 KiB | 2.44 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (775/775), done.

ダウンロードしたディレクトリにcdコマンドで移動します。

$ cd 2048 

lsコマンドを使用して、ダウンロードされたファイルを確認すると、下記のようにファイルが落ちてきていることが確認できます。

$ ls -ls
total 56
 8 -rw-r--r--   1 yasuaki  staff  1970  4 10 11:18 CONTRIBUTING.md
 8 -rw-r--r--   1 yasuaki  staff  1083  4 10 11:18 LICENSE.txt
 8 -rw-r--r--   1 yasuaki  staff  2280  4 10 11:18 README.md
 8 -rw-r--r--   1 yasuaki  staff   300  4 10 11:18 Rakefile
16 -rw-r--r--   1 yasuaki  staff  4286  4 10 11:18 favicon.ico
 8 -rw-r--r--   1 yasuaki  staff  3988  4 10 11:18 index.html
 0 drwxr-xr-x  12 yasuaki  staff   384  4 10 11:18 js
 0 drwxr-xr-x   5 yasuaki  staff   160  4 10 11:18 meta
 0 drwxr-xr-x   6 yasuaki  staff   192  4 10 11:18 style

ちなみに、このファイルのindex.htmlをクリックしてブラウザで開くと、下記のように遊ぶことが可能です。
2048のindex.htmlを実行

終わりに

今回はgitコマンドのcloneを使用して、リポジトリからソースコードをダウンロードしてきました。
gitのリポジトリにはソースコード意外にも色々と格納しておくことが可能です。

次回はGithubの登録と、リポジトリ作成方法について書いてみます。

動画で確認する

Youtubeの動画でも解説しているので、気になる方は確認してみてください。

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