Swiftで文字列を結合する方法について書いています。
文字列を結合するには+
演算子を使うか、appendメソッドを使うと良いです。
サンプルコードは、Swiftバージョン5.7で検証しています。
プラス(+)演算子を使って結合する
+
演算子を使うことで、文字列を結合することができます。
例えば、下記のように使うことができます。
var fruits = "apple,"
fruits = fruits + "grape,"
fruits = fruits + "banana"
print(fruits) // apple,grape,banana
最初にfruits
変数に対して、文字列の「apple,
」を格納しました。
次の行で、fruits
変数に対して、文字列を結合して代入しています。
代入している内容としては、fruits
変数と文字列の「grape,
」を+
演算子で結合したものです。
これで、fruits
変数の文字列と文字列が結合されて、fruits
変数に代入されます。
次の行でも同じように、文字列の「banana
」を結合して、代入しました。
print関数で出力すると「apple,grape,banana
」というように結合できたことが確認できました。
プラスイコール(+=)演算子を使って結合する
+=
演算子を使って、もう少しコードを省略して、文字列を結合することができます。
例えば、下記のように結合することができます。
var fruits = "apple,"
fruits += "grape,"
fruits += "banana"
print(fruits) // apple,grape,banana
最初に先ほどと同じように、fruits
変数に対して、文字列の「apple,
」を格納しました。
次の処理で+=
演算子を使って、fruits
変数に対して文字列を結合して代入しています。
fruits
変数の値に、文字列の「grape,
」が結合され代入されます。
同様にして、文字列の「banana
」を結合して、最後に代入しています。
print関数で出力すると、こちらも結果は「apple,grape,banana
」になります。
このように少し省略した形で書くこともできます。
appendメソッドを使って結合する
文字列を入れた変数から、appendメソッドを呼び出すことでも結合することができます。
例えば、下記のように呼び出して使うことができます。
var fruits = "apple,"
fruits.append("grape,")
fruits.append("banana")
print(fruits) // apple,grape,banana
fruits
変数に対して、文字列の「apple,
」を格納しました。
その次の処理で、fruits
変数からappendメソッドを呼び出しています。
メソッドに渡しているのは文字列の「grape,
」です。
これで、fruits
変数に入っている文字列に、appendメソッドに渡した文字列が結合されます。
同様にして、appendメソッドで「banana
」を渡して結合しました。
print関数で出力すると、同じように「apple,grape,banana
」が出力されました。
Swiftで文字列を結合する方法まとめ
今回はSwiftで文字列を結合する方法を書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。
・+=演算子を使うことで、+演算子よりも省略した形で文字列を結合できた。
・文字列の変数からappendメソッドを使うことで、結合することができた。
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