Unityの学習におすすめの本を6つ紹介しています。
最初にUnityを簡単に説明して、その後におすすめの本を紹介しました。
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Unityでゲームを作りたいんだけど。
Unityのおすすめの本は、どんな本がある?
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こんな方は是非、確認してみていってください。
筆者はプログラマ歴13年で、現在はWeb系の開発をしている現役エンジニアになります。
Unity歴についてですが、趣味でもプログラミングすることがあり、家でUnityの本を読んでゲームを作ったりする感じです。
全然大したことないシンプルなゲームですが、バーガージャンプというタップだけで遊べるゲームをリリースしました。
最近はUnityにあまり触れていないです…😣
記事の最後にUnityを学習するなら、どの本が良いのか考察をまとめていますので、見ていってくださいね。
*Amazonのお試し読みでひとつずつ確認して、良さそうな本を選びました。
Unityとは?本が必要か?
UnityはUnity Technologiesが開発と販売をしているゲームエンジンになります。
ゲームエンジンは、ゲームで使われるさまざまな処理を組み込んであるソフト(物理演算・衝突判定・アニメーションなど)です。
このゲームエンジンがあるおかげで、開発コストを減らして、ゲームを作ることが可能です。
イメージとしてはUnityを立ち上げて、シーンを作ってキャラクターを配置して…といった感じで、ゲームを簡単に作っていくことができます。
本が必要?
本が必要かですが、できれば本があった方が良いと思います。
インターネットの情報や公式サイトのマニュアルで理解できれば良いのですが、難しいと感じることも多いのではないでしょうか。
ゲーム開発を行なっていく際に、単純にプログラミング言語を覚えるだけではなく、Unityの操作に慣れることが必要になります。
全体の流れを掴むためにも是非ひとつは購入して読んでおくと良いと思います。
Unityの学習におすすめの本6選
Unityの学習におすすめできそうな本をピックアップしました。
筆者はUnity入門・Unityの教科書の昔のバージョンの本を持っています。
Unity2021入門
「Unity2021入門」を確認しました。
荒川 巧也さんと浅野 祐一さんが書かれていて、SBクリエイティブから2021年7月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この入門書を理解すれば、最初のスタート地点に立つことができる書籍になっているとのこと。
Unityはゲーム制作だけでなく、自動車や建設業界で採用されるケースがあるなど、近年のUnityの使われ方についても記載されています。
「目次」を確認して
第1章から第7章までで、構成されています。
第1章でUnityのについて確認して、インストールなどの開発環境を整えるようです。
第2章では画面の説明から始まり、第3章で簡単なゲームを作ってどういうものかつかんでいくようです。
その後、2Dゲーム・ゲームUI・3Dゲームと学んでいって、最後の7章でスマートフォン向けにプロジェクトを改良するようです。
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簡単なところから始まって、2D/3Dゲーム・ゲームUIなど、Unityの基礎的なところは網羅されているように感じます。
Unityの教科書(2022完全対応版)
「Unityの教科書(2022完全対応版)」を確認しました。
北村 愛実さんが書かれていて、SBクリエイティブから2022年6月に出版されています。
「はじめに」を確認して
いろいろなUnityの書籍はあるものの「ゲーム作りの流れ」にフォーカスして、解説した書籍はあまりないとのこと。
この書籍では「ゲーム作りの流れ」に着目して、5つのステップに分けて解説しているとのことです。
このステップにしたがっていくことで、ゲーム完成まで迷うことなく作っていくことができるとのことでした。
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ゲームを作る流れを知ることで、スムーズに作っていけそうですね。
「目次」を確認して
Chapter1からChapter8までで、構成されています。
Chapter1でUnityの環境設定や実際に触れてみるようです。
Chapter2でC#のスクリプトについて学んでいきます。(プログラムの部分になります)
Chapter3でオブジェクトを配置して、動かしたりするようです。
Chapter4からChapter7でUIや効果音・当たり判定・アニメーションなどを学んでいきます。
最後のChapter8でレベルデザインについて学びます。
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イラストなども多用されていて、ページが読みやすいですね。
Chapter3から、それぞれのChapterでゲームを作るようです。ゲーム作成の力が身につきそうですね。
マンガでわかる Unityゲーム開発入門
「マンガでわかる Unityゲーム開発入門」を確認しました。
もりやまゆうたさんが書かれていて、インプレスから2022年10月に出版されています。
「はじめに」を確認して
Unityについてインターネットや書籍で見ても文字ばっかりで「よくわからないし初心者向けじゃない」と感じた。
そのように感じた方のために、ひとつのゲームを完成させるまでを漫画にして、ゲーム開発入門のきっかけになる書籍にしているとのことです。
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最初の何ページか見ましたが、漫画になっているので、読みやすくわかりやすくなっています。
「目次」を確認して
1章から5章までで構成されています。
1章から5章にかけて、シューティングゲームを作る内容になっているようです。
障害物や敵キャラを作って、弾とボスを作ってという感じで、章ごとに少しずつゲームを作成していきます。
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シンプルな目次構成で、入門して実際に作ることを体験する書籍として良さそうです。
楽しく学ぶ Unity 2D超入門講座
「楽しく学ぶ Unity 2D超入門講座」を確認しました。
森 巧尚さんが書かれていて、マイナビ出版から2019年2月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この書籍はUnityの超初心者が2Dゲームを作るための入門書とのこと。
他の書籍を買って、サンプルゲームを作った後に「さぁ何か作ろう」と思ったときに「どうすればいいのか」と悩む人も多いのではないかとのこと。
そのため、この本では「自分で考えて作る方法」に注目して解説しているとのことです。
「目次」を確認して
Chapter1からChapter10までで構成されています。
Chapter1でUnityについて概要を学んで、開発環境を作ります。
Chapter2からプロジェクトを作って、ゲーム作成を体験していきます。
Chapter3から10までで、スクリプトやキー入力・衝突判定・アニメーション・UIなどを作りながら学んでいくようです。
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2Dのドット絵がいい感じで、楽しくゲーム作成を体験していけそうです。
ステップアップUnity
「ステップアップUnity」を確認しました。
7人の方の共著で、技術評論社から2021年2月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この書籍の対象読者としては、C#をある程度理解できていて、さらに実践的なゲーム開発を行いたいと思っている方向けとのこと。
Part1でシンプルな3Dゲーム、Part2でARを使ったゲームについて解説して、以降は現場でエンジニアが培った技術をPartごとにまとめているとのこと。
Partごとの完結する内容とのことで、興味があるところや、必要な技術に記載している箇所のみ読める構成になっているとのことです。
「目次」を確認して
目次は下記のような感じです。
ゲーム開発の現場で必要になる技術の解説を書いているとのことです。
Part2 モバイルAR開発実践
Part3 現場で使えるUI実装
Part4 Editor拡張で開発効率化
Part5 Unityアプリの負荷削減
Part6 3Dゲームのための絵作り
Unityゲーム プログラミング・バイブル 2nd
「Unityゲーム プログラミング・バイブル 2nd」を確認しました。
23人の方の共著で、ボーンデジタルから2021年6月に出ています。
ページ数が1112ページもあるとのこと…!
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23人の共著とか、ページ数とかすごいですね。
「はじめに」を確認して
この書籍は、Unity初心者を卒業したレベルの読者の人とのことです。
書籍の執筆に参加してくれた著者は、第一線の開発現場で活躍している人たちとのこと。
それぞれのテーマは独立しているので、好きなところから読み進めて良いということでした。
「テーマ」を確認して
目次というよりは、それぞれのテーマに内容が分かれています。
大きく分けると、下記の内容が書いているとのこと。
・グラフィックス
・拡張コンポーネント
・ネットワーク
・リソース/IO/xR
・C#スクリプティング
・開発支援
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開発現場で使うような、開発の詳細な内容が書いていそうでした。
実際に業務で使うような方は、目を通しておくと良さそうです。
Unityのおすすめ本のまとめ
今回紹介した本を表にまとめます!
タイトル | 出版社 | 価格 | ページ数 | 難易度 |
---|---|---|---|---|
Unity2021入門 | SBクリエイティブ | ¥2,860 | 360ページ | 初心者向け |
Unityの教科書(2022完全対応版) | SBクリエイティブ | ¥2,970 | 456ページ | 初心者向け |
マンガでわかる Unityゲーム開発入門 | インプレス | ¥2,530 | 288ページ | 初心者向け |
楽しく学ぶ Unity 2D超入門講座 | マイナビ出版 | ¥3,014 | 312ページ | 初心者向け |
ステップアップUnity | 技術評論社 | ¥2,948 | 256ページ | 中・上級者むけ |
Unityゲーム プログラミング・バイブル 2nd | ボーンデジタル | ¥8,580 | 1112ページ | 上級者向け |
Unityの本はどれが良い?(紹介した本の総括)
今回はUnityの学習におすすめの本を紹介してきました。
最後に筆者の独断と偏見から、個人のレベル別に最終的にオススメはどれなのかを考えてみました。
プログラミングとかやったことなくて、普通の技術書を読むのに抵抗がある方は「マンガでわかる Unityゲーム開発入門」から初めてはいかがでしょうか。
技術書はプログラミングとかやったことない人からしたら、文字が多くて読み進めにくいものなのかなと思います。
とりあえず漫画を見ながら、シューティングゲームを作ってみるという体験からスタートするのは良いなと思いました。
Amazonで実際に試し読みしてみて、問題なさそうであれば「Unity2021入門」や「Unityの教科書(2022完全対応版)」から始めてみると良いかと思います。
筆者も昔のバージョンを読んだこともあり、どちらも初心者が読み進めていける本だと感じました。
2Dでゲーム開発したい人は「楽しく学ぶ Unity 2D超入門講座」から読んでみてください。
目次の構成などもわかりやすそうで、スムーズに読み進めていけそうです。
「ステップアップUnity」や「Unityゲーム プログラミング・バイブル 2nd」については、「はじめに」に書いてあるように、あまり初心者向けではないように感じました。
Unityの入門本を読んで、ゲームひと通り作ってから読んでみると、新しい発見があって良さそうです。
C#のプログラミングに特化して知りたい
今回はUnityについて書いてある本をオススメしてきました。
C#について特化して学習していきたい場合は、下記のリンクにC#のおすすめの本もまとめてみたので確認してみてください。
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