Vue.jsのVue Routerを使用してプログラムで画面遷移する方法!

Vue.jsVue.js

Vue.jsのVue Routerを使用しているプロジェクトで、プログラムを使用して画面遷移する方法を書いています。

最初に通常遷移する方法を記載していて、次にURLパラメータとクエリパラメータを渡して、画面遷移する方法を書いています。
Vue.jsのバージョン3(Compotion API)で遷移する方法と、バージョン2(Options API)で遷移する方法を、それぞれ記載しています。

サンプルコードは下記のバージョンを使用して検証しています。

Vue.js 3.2.13
Vue Router 4.0.12
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URLを指定して画面遷移する

Vue Routerに設定しているURLを直接指定して遷移する方法です。

Options APIでURLを指定して遷移する

Options APIでVue Routerを使用して遷移するには下記のようにします。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ1</h2>
    <button @click="moveNextScreen">next</button>
  </div>
</template>
<script>
export default {
  methods: {
    moveNextScreen: function () {
      this.$router.push('/second')
    }
  }
}
</script>

this.$router.pushに設定したURLを渡して遷移します。

Compotion APIでURLを指定して遷移する

上記と同様の画面遷移をCompotion APIで書くと、下記のようになります。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ1</h2>
    <button @click="moveNextScreen">next</button>
  </div>
</template>
<script>
import { useRouter } from 'vue-router'
export default {
  setup() {
    const router = useRouter()

    const moveNextScreen = () => {
      router.push('/second')
    }

    return {
      moveNextScreen
    }
  }
}
</script>

vue-routerからuseRouterをimportします。
useRouterを使用して、routerという変数を作っています。
画面遷移したい箇所で、作成したrouter変数のpushメソッドにURLを渡して遷移します。

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URLパラメータ(params)を渡して受け取る

URLパラメータを渡して、遷移先の画面で受け取る方法です。
URLパラメータは、URLに渡したいパラメータを直接を埋め込む方式です。

例えば、/user/[名前]/[年齢]のように渡したい場合は、URLは/user/taro/33のようになります。

URLパラメータを受け取る前準備

URLパラメータを受け取るには、ルーティングの定義時にパラメータを指定しておく必要があります。
今回は下記のようにルーティングを作成してみました。

import { createRouter, createWebHistory } from 'vue-router'
import RouterTestFirst from '@/components/RouterTestFirst.vue'
import RouterTestSecond from '@/components/RouterTestSecond.vue'

const routes = [
  {
    path: '/',
    name: 'routerTestFirst',
    component: RouterTestFirst
  },
  {
    path: '/second/:user?/:age?',
    name: 'routerTestSecond',
    component: RouterTestSecond
  }
]

const router = createRouter({
  history: createWebHistory(process.env.BASE_URL),
  routes
})

URLパラメータを受け取る側のRouterTestSecondコンポーネントのパスの定義にパラメータを埋めています。
下記のようにすると、URLの2番目でユーザー名、3番目で年齢を受け取ることになります。

/second/:user?/:age?

?をつけておくことで、NULL許可になり、パラメータがない場合でも画面表示可能になります。
上記の場合は、/secondまたは/second/taro/seconde/taro/22など、いずれかの場合でも画面遷移が可能です。

Options APIでURLパラメータを受け渡す方法

Options APIを使用して、URLパラメータを受け渡しする方法です。
前述したルートに渡すURL設定をやっていないと、渡すことができないので注意してください。

URLパラメータを渡す(Options API)

URLパラメータを渡して遷移する場合は、下記のように指定します。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ1</h2>
    <button @click="moveNextScreen">next</button>
  </div>
</template>
<script>
export default {
  methods: {
    moveNextScreen: function () {
      const userName = 'jiro'
      const userAge = 33
      this.$router.push({ path: `/second/${userName}/${userAge}`})
    }
  }
}
</script>

this.$routerpushメソッドにオブジェクト形式で値を渡します。
pathプロパティにパラメータを埋め込んだURLを指定しています。

上記以外の方法だと、下記のようにparamsプロパティに値を渡してもいいです。
この時にはpathではなく、ルートの名前を指定する必要があります。

this.$router.push({ name: 'routerTestSecond', params: { user: 'taro', age: 33} })

URLパラメータを受け取る(Options API)

受け取る時には下記のようにします。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ2</h2>
    <router-link to="/">前のページ</router-link>
  </div>
</template>
<script>
export default {
  mounted: function (){
    console.log(this.$route.params)
  }
}
</script>

this.$routeparamsに渡された値が入っています。

Compotion APIでURLパラメータを受け渡す方法

Options APIと同様の処理をCompotion APIで書いてみました。
URLパラメータをプログラムから指定して、渡してみます。

URLパラメータを渡す(Compotion API)

URLパラメータをCompotion APIで渡す場合は下記のようになります。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ1</h2>
    <button @click="moveNextScreen">next</button>
  </div>
</template>
<script>
import { useRouter } from 'vue-router'
export default {
  setup() {
    const router = useRouter()

    const moveNextScreen = () => {
      const userName = 'jiro'
      const userAge = 33
      router.push({ path: `/second/${userName}/${userAge}`})
    }

    return {
      moveNextScreen
    }
  }
}
</script>

useRouterをimportして、router変数を作成しました。
その後に画面遷移を行うイベントで、router変数のpushに渡したい内容を書いています。

渡し方は上記のOptions APIと同様になります。
Options APIと同様に、下記のようにしてURLパラメータを渡すことも可能です。

this.$routerの箇所が、useRouterから作成した変数に変わっただけですね。

router.push({ name: 'routerTestSecond', params: { user: 'taro', age: 33} })

URLパラメータを受け取る(Compotion API)

URLパラメータを受け取る時には、下記のようにします。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ2</h2>
    <router-link to="/">前のページ</router-link>
  </div>
</template>
<script>
import { onMounted } from 'vue'
import { useRoute } from 'vue-router'
export default {
    setup() {
    const route = useRoute()

    onMounted(() => {
      console.log(route.params)
    })
  }
}
</script>

最初にimport文でonMountedとuseRouteを読み込んでいます。

route変数を読み込んだuseRouteから作成します。
任意のタイミングで、route.paramsにアクセスすると渡されたURLパラメータの内容が取得できます。

今回はonMountedを使用して、コンポーネントを読み込んだ時に値をコンソールログに出力しています。

動作確認をする

実際に画面を開いて、動作を確認してみます。
初期画面のボタンを押すと、次の画面に遷移してURLパラメータが下記のように渡されていることが確認できました。

Vue RouterでURLパラメータ渡し

URLの箇所を確認すると、渡されたパラメータがURLに埋め込まれていることが確認できました。

クエリーパラメータ(query)を渡して受け取る

クエリーパラメータを渡して、遷移先の画面で受け取る方法です。
クエリーパラメータはURLに/test?name=hogeのような形で値を渡す方法です。

Options APIでクエリーパラメータを受け渡す方法

Options APIを使用して、クエリーパラメータを受け渡しする方法です。

クエリーパラメータを渡す(Options API)

画面からクエリーパラメータを渡す方法は下記のようにします。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ1</h2>
    <button @click="moveNextScreen">next</button>
  </div>
</template>
<script>
export default {
  methods: {
    moveNextScreen: function () {
      this.$router.push({ path: '/second', query: { user: 'taro', age: 33} })
    }
  }
}
</script>

this.$router.pushにオブジェクトを渡します。
pathプロパティに遷移したいURLを書いて、queryプロパティに渡したい任意の値を書きます。

クエリーパラメータを受け取る(Options API)

値を受け取る場合は、下記のようにします。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ2</h2>
    <router-link to="/">前のページ</router-link>
  </div>
</template>
<script>
export default {
  mounted: function (){
    console.log(this.$route.query)
  }
}
</script>

this.$route.queryで渡された値が取得できます。
ここで出力される結果は「{user: 'taro', age: '33'}」となります。

Compotion APIでクエリーパラメータの受け渡す方法

上記と同様の処理をCompotion APIを使用して行う方法です。

クエリーパラメータを渡す(Compotion API)

Compotion APIでクエリーパラメータを渡します。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ1</h2>
    <button @click="moveNextScreen">next</button>
  </div>
</template>
<script>
import { useRouter } from 'vue-router'
export default {
  setup() {
    const router = useRouter()

    const moveNextScreen = () => {
      router.push({ path: '/second', query: { user: 'taro', age: 33 } } )
    }

    return {
      moveNextScreen
    }
  }
}
</script>

まず、useRouterをimportします。
router変数をimportしたuseRouterで作成した後に、router.pushでクエリパラメータを渡します。

queryプロパティに渡したい値を書きます。
クエリパラメータの値はOptions APIで書いた時と同じように渡すことができます。

クエリーパラメータを受け取る(Compotion API)

受け取る時には、下記のようにします。

<template>
  <div>
    <h2>テストページ2</h2>
    <router-link to="/">前のページ</router-link>
  </div>
</template>
<script>
import { onMounted } from 'vue'
import { useRoute } from 'vue-router'
export default {
    setup() {
    const route = useRoute()
    onMounted(() => {
      console.log(route.query)
    })
  }
}
</script>

まず、useRouteをimportで読み込みます。
route変数を読み込んだ、useRouteで作成します。

作成したroute変数のqueryに渡されたクエリパラメータが入っています。

※渡す方ではuseRouterを使用して、受け取る方でuseRouteを使いますが、typoしそうなので注意が必要そうです。

動作確認をする

クエリパラメータの方も動作確認してみます。
初期画面から次の画面に遷移すると、下記のようにクエリパラメータが渡されていることが確認できます。

Vue Routerでクエリパラメータ渡し

URLを確認すると/second?user=taro&age=33という形で、クエリパラメータ形式で渡されていることが確認できました。

名前付きルーティングについて

上記のサンプルで少し出てきましたが、名前付きルートで画面遷移することが可能です。
pushに渡すオプジェクトのnameプロパティに、ルーティング設定したとき名前を書いて画面遷移します。

router.push({ name: 'routerTestSecond', params: { user: 'taro', age: 33} })

こうすることで、表示したいURLが変わった場合でも各コンポーネントのURLを変えずに、ルーティングの設定箇所のみ変えればいいので便利です。
nameを短くしておけば、URLのタイプミスなども減りますし、こちらの名前付きルーティングを使用する方がおすすめです。

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