この記事では、PHPで変数を使う方法について書いています。
最初にPHPの変数について解説して、その後にPHPの変数を使ったプログラムを書いて確認します。
環境構築の記事はこちらになります。
■この記事の目標(作るもの)について
このように画面出力されるプログラムを書いて、変数についての理解を深めます。
PHPの変数とは?
PHPで変数を使うときは$
マークを使用します。
$
マークの後に好きな英数字で変数の名前をつけることができます。
$_test = 1;
$test_ = 2;
$tes_st1 = 3;
変数の命名については下記の注意点があります。
・変数名は大文字小文字を区別する。
・変数名は文字またはアンダースコアから始まり、任意の数の文字、 数字、アンダースコア続く。($の後には数字が使えない。)
・$thisは使用できない。
$thisはクラスを使うときに、使用するものになります。
PHPで変数を使ってみよう
実際に変数を使用して、処理を書いてみましょう。
前回作成したcodelike_web_dockerの配下に、variable.phpという名前で下記の内容で保存します。
<?php
$fruit = "りんご";
echo $fruit."<br />";
$fruit = "みかん";
echo $fruit."<br />";
echo $fruit."は甘くて美味しい"."<br />";
$number1 = 100;
$number2 = 200;
echo "足し算:" . ($number1 + $number2) . "<br />";
解説
プログラムの始まりと終わりについて
PHPのプログラムは<?php
から始まります。
これを書いておかないと、プログラムとして認識してくれません。全て文字列として表示されてしまいます。
今回は書きませんでしたが、PHPのプログラムの終わりには?>
を使って、終わりということを明示的に書くことも可能です。
HTMLと一緒にプログラムを記載する場合に使うことがあります。
内容の解説
始めに$fruit
という変数に”りんご”という文字列を格納して、出力しています。
echo関数は変数(文字列)の内容を出力してくれる関数です。
<br />
をつけているのは、ブラウザに出力するときに改行するためです。
次に、$fruit
に”みかん”という文字列を格納して、出力しています。
中に入っている”りんご”が上書きされて、出力される想定です。
最後に、$number1
と$number2
という変数に、ぞれぞれ100と200を格納しています。
その後、文字列と連結して出力しています。PHPでは「+」を使うことで足し算になります。
動作確認しよう
思った通りに動いているか確認してみましょう。前回作成した環境を立ち上げます。
variable.phpの編集が終わったら、保存して下記にアクセスします。
http://localhost:8080/variable.php
このように表示されればOKです👌🏻
変数にそれぞれの値を入れて、使えることが確認できました。
“りんご”が出力された後に、上書きされて、”みかん”が出力されました。
足し算の方は、足し込まれて「足し算:300」が出力されましたね。
おわりに
今回は簡単ですが、変数をあつかってみました。
PHPの変数は方宣言が必要なく、変数に直接入れることができるのと、$
から始まるのが特徴的ですね。
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次回は作った環境を使用して、PHPの代数演算子を使ってみましょう。
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動画で確認する
Youtubeの動画でもPHPの変数について、簡単に解説しているので気になる方は確認してみてください。
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