HTML/CSSの学習におすすめの本を3つ紹介しています。
最初にHTML/CSSについて簡単に説明して、その後におすすめの本を紹介しました。
そして、最後にHTML/CSSを「どの本で学ぶのが良いか」の考察をまとめています。
※本についてはAmazonのお試し読みでひとつずつ確認して、良さそうな本を選んでいます。
筆者も13年ほど前に就職したときには、HTMLとCSSを使ってホームページを作ることから始めました。
最近はバックエンド(PHP)をよく触っています。
現在でもページのちょっとした修正など、ちょくちょくフロントエンドの作業を行うこともあります!
HTML/CSSとは?本は必要?
HTMLとCSSは別の技術です。
HTMLはHyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、WEBページを作成することに使われるマークアップ言語です。
HTMLのタグと呼ばれるもので、ページを作成することにより、WebブラウザでHTMLを解釈してページを表示することができます。
CSSはCascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)の略で、作成したHTMLに装飾するための技術です。
CSSを使うことで、ページに色をつける・余白を入れる・フォントサイズを変えるなど、いろいろな装飾をつけることができます。
HTMLでページの骨格を作って、CSSで色をつけていくイメージです。
本があると、体系的に学ぶことができます。
特に初心者のときには、Webページを見てもよくわからないこともあるかと思うので、本を読むと良いかと思います。
HTML/CSSの学習におすすめの本3選
HTML/CSSの学習におすすめの本を3つ紹介します。
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
「これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本」を確認しました。
竹内 直人さん、竹内 瑠美さんが書かれていて、翔泳社から2021年10月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本は「Webサイト作成をゼロから学びたい方」や「Web制作の仕事を目指している人」向けに書いているとのこと。
4つのサイトを楽しく作りながら自然に知識が身に付く本がコンセプトとのことです。
この本の著者は、いかに「挫折せずに楽しく続けれる」かが大切と思っているとのことです。
そのため、座学を少なくして、手を動かして学べる内容が中心なっています。
「目次」を確認して
1章から15章までで、構成されています。(パートでは1から5になっています)
パート1(1〜2章)でWebサイトの仕組みや、学習を始める準備して、HTMLの基本を学びます。
パート2(3〜4章)でSNSリンク集を作ってみるようです。
パート3(5〜6章)でブログサイトのHTML・CSSを書いていくようです。
パート4(7〜10章)でWeb招待状サイトのHTML・CSSを書いていきます。
パート5(11〜13章)でレストランサイトのCSSを書いたりするようです。
それぞれのパートで、ものを作りながら、HTMLとCSSについて確認していくようです。
複数のサイトを作りながら学んでいくようです。
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版
「スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版」を確認しました。
狩野 祐東さんが書かれていて、SBクリエイティブから2022年7月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本はWebサイトを作るのに必要なHTMLとCSSを基礎から学ぶためのガイドとのこと。
架空のカフェサイトをゼロから作りながら、最後は公開までするとのことです。
流行に左右されない基本的なコーディングテクニックを使って、ページを作りを進めるとのこと。
そのため、長く使える、しっかりとした基礎が身につくとのことです。
「目次」を確認して
1章から12章までで、構成されているようです。
1章でWebサイトの概要や、作り始める準備をするようです。
2章でHTMLの基礎を学んでいくようです。
4章からテキスト表示・リンク・画像タグ・CSSと学んでいきます。
11章でレスポンシブデザインに対応して、12章でWebサイトを公開してみるようです。
カフェサイトのページをいくつか作りながら、学んでいくようです。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」を確認しました。
Manaさんが書かれていて、SBクリエイティブから2019年3月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本では、Webサイト制作の初心者向けに、必要な情報を最適な順序で解説しているとのこと。
基本的な知識と制作方法に加えて、レスポンシブ・Flexbox・CSSグリッドといった新しい技術もしっかりと紹介しているとのことです。
また、配色レイアウトやタイポグラフィといった「デザインの基礎」もあわせて解説しているとのこと。
そのため、ページを作るだけではなく、見栄え良く整えて、ユーザーにも使いやすいWebページを作成するとのこと。
HTML・CSS・デザインを一気に学ぶことができるとのことです。
「目次」を確認して
1章から7章までで、構成されています。
1章でWebサイトの基本を学んで、2章でHTMLについて学びます。
3章でCSSの基本を学んでいって、4章でフルスクリーンのWebサイトを作成するとのこと。
5章では2カラムのWebサイトを作成して、6章ではタイル型のWebサイトを作ります。
最後の7章でお問い合わせページの作成や、Facebookプラグイン・Twitterプラグインなどを使ってみるようです。
1〜3章までで、Webサイト制作で必須となる基礎知識を学びます。
4〜7章では手を動かしながら実際にWebサイトを作成していくとのことです。
HTML/CSSのおすすめ本のまとめ
今回紹介した本をまとめました。
タイトル | 出版社 | 価格 | ページ数 |
---|---|---|---|
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本 | 翔泳社 | 2,178円 | 288ページ |
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版 | SBクリエイティブ | 1,210円 | 336ページ |
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座 | SBクリエイティブ | 1,243円 | 280ページ |
HTML/CSSの本はどれが良い?(紹介した本の総括)
最後に今回おすすめさせてもらった本について総括します。
筆者の独断と偏見から、最終的におすすめの本を考えてみました。
まず、手を動かして学んでいくのが良い人は「これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本」がいいのではないでしょうか。
Webサイトを作ることを中心にしているため、手を動かすパートが多いようです。
「スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版」については、HTMLやCSSにフォーカスして、しっかりと基礎を説明されている印象です。
初心者で、2つの技術のみにフォーカスするなら、こちらの本で良さそうな気がしました。
「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」については、HTMLとCSS以外にデザインについても書かれています。
デザインの基礎も一緒に学びたいときには、こちらの本で良いのではないでしょうか。
いろいろ書きましたが、読みやすい・読みにくいなど、人によって評価が変わってくるかと思います。
ぜひ、Amazonの試し読みや書店などで、いろんな書籍を確認してみてくださいね。
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