JavaのSpring Frameworkの学習におすすめの本を3つ紹介しています。
最初にSpring Frameworkについて簡単に説明して、その後におすすめの本を紹介しました。
最後にSpring Frameworkを「どの本で学ぶのが良いか」の考察をまとめています。
※Amazonのお試し読みでひとつずつ確認して選んでみました。
Spring Frameworkとは?
Spring Frameworkは、Java言語で使うことができるオープンソースのアプリケーションフレームワークです。
Springとも呼ばれることもあります。Rod Johnsonさんが2002年10月に初リリースしたとのことです。
公式サイトはこちらにあります。
公式サイトを確認すると、マイクロサービス・クラウド・サーバーレス・ウェブアプリなどに使えるとのこと。
筆者はJavaの業務経験はありますが、あまりSpringは使用したことがないですね。。
Javaの知識が前提になるかと思うので、Javaを学んでいない場合には先にJavaを学習しておくとスムーズかと思います。
Spring Frameworkの学習におすすめの本3選
Spring Frameworkの学習におすすめの本を3つ紹介しています。
Spring Framework超入門
「Spring Framework超入門」を確認しました。
樹下 雅章さんが書かれていて、技術評論社から2021年11月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本はJavaの基礎学習を終えた入門者に向けたSpring Frameworkの入門書とのことです。
図解やハンズオンを多めにいれて、理解しやすいように努めたとのこと。
「目次」を確認して
1章から12章までで、構成されています。
1章ではSpring Frameworkの概要を学んで、開発環境を作るようです。
2章でJavaの基礎知識を学んで、Webアプリの必須知識を確認します。
3章でSpring FrameworkのDIコンテナ・アノテーション・AOP・Spring Initializrについて学ぶようです。
4章からデータベース・MVC・テンプレートエンジン・テンプリクエストパラメータ・バリデーションと学んでいきます。
最後の9章から12章で実際にアプリケーションを作成してみるようです。
Spring Framework 5 プログラミング入門
「Spring Framework 5 プログラミング入門」を確認しました。
掌田 津耶乃さんが書かれていて、秀和システムから2017年12月に出版されています。
「はじめに」を確認して
Spring Frameworkの重要な機能はどこなのか。
一般的なアプリケーションに役立つものはどれか、などの疑問に答えるための一冊とのこと。
この本は2014年に出版された「Spring Framework 4 プログラミング入門」の全面改訂版とのことです。
Springのもっとも基礎的な部分であるDI・AOP・リソース利用・データベース利用・WebのMVCアプリ開発について解説しているとのことです。
「目次」を確認して
1章から9章までで、構成されています。
1章でSpring Frameworkを使う準備をしていくようです。
2章でSpringのプロジェクトの基本として、Marven・STS・Gradleについて学んでいくようです。
3章からDI・AOP・Spring Data・Spring MVCなどを学んでいきます。
Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発
「Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発」を確認しました。
株式会社NTTデータさんで書かれていて、翔泳社から2016年7月に出版されています。
「はじめに」を確認して
この本では、Spring FrameworkとSpringプロジェクト群を活用して、Javaアプリケーションを開発する実践的なノウハウを解説しているとのこと。
NTTデータさんでは、TERASOLUNAフレームワークと呼ばれるフレームワークを提供し、多くの商用システムに導入しているとのこと。
そして、このフレームワークでSpring Frameworkをバージョン1系のときから核となるOSSとして利用しているとのことです。
この知見を活かして、Spring Frameworkの魅力を一人でも多くの人に知ってもらいたいという思いで、完全に新しく書き下ろしたとのこと。
この本の対象読者は、Spring Frameworkを用いたWebアプリケーション開発に携わるすべてのエンジニアの方をとのことです。
「目次」を確認して
1章から14章までで、構成されています。
1章でSpring Frameworkの概要を確認して、2章でSpringのコアな機能を学ぶようです。
3章ではデータアクセスとしてJDBCなどを学びます。
4章でMVCについて確認して、Webアプリケーションの開発、RESTfulなWebサービスの開発と学んでいくようです。
タイトルに徹底入門と書いてある通り、しっかりと機能について記載されてそうでした。
Spring Frameworkのおすすめ本のまとめ
今回紹介した本をまとめました。
タイトル | 出版社 | 価格(Kindle) | ページ数 |
---|---|---|---|
Spring Framework超入門 | 技術評論社 | ¥2,905 | 288ページ |
Spring Framework 5 プログラミング入門 | 秀和システム | ¥2,495 | 493ページ |
Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発 | 翔泳社 | ¥4,400 | 744ページ |
Spring Frameworkの本はどれが良い?(紹介した本の総括)
最後に今回おすすめさせてもらった本について総括です。
筆者の独断と偏見から最終的におすすめの本を考えてみました。
まず、Java言語を学んでいない人はJava言語から学んだほうが良さそうです。
そのうえで、Spring Frameworkを初めて使っていく人は「Spring Framework超入門」がいいのではないかなと感じました。
超入門とあるように、目次などを確認すると、基礎からしっかりと解説されてそうでした。
次に、しっかりと学びたい人は「Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発」がいいのではないでしょうか。
フレームワークを作っている会社の知見をあつめて書かれているようなので、詳細な情報まで書かれてそうでした。
いろいろ書きましたが、人によって「読みやすい・読みにくい」と感じることがあるかと思います。
Amazon試し読みや、書店で一度確認してみてください。
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