金持ち父さん貧乏父さんを読んでみたので、感想や内容をざっくりと書いています。
図書館においてあって、タイトルも聞いたことある有名な本なので読んでみました。
日本では300万部、全世界では2800万部を突破した本とのことです。
個人的にザックリというと、前半のほうは特に「なるほど」と納得できるところが多かったです。
後半のほうの不動産に関する箇所については、不動産に全然詳しくないのと、リスクが高いイメージしかないので「うーん」でした。
金持ち父さん貧乏父さんについて
「改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」について、上記の動画でわかりやすく要約されています。
この本はロバート・キヨサキさんが書かれていて、白根 美保子さんが翻訳しています。2013年11月に筑摩書房から出版されています。
目次について
最初に「教えの書」として、金持ち父さんの6つの教えが書いています。
その次に「実践の書」として、3つの実践が書かれています。
目次としては、下記のようになります。
1.教えの書(金持ち父さんの六つの教え)
1-1. 金持ちはお金のためには働かない
1-2. お金の流れの読み方を学ぶ
1-3. 自分のビジネスを持つ
1-4. 会社を作って節税する
1-5. 金持ちはお金を作り出す
1-6. お金のためでなく学ぶために働く
2. 実践の書
2-1. まず五つの障害を乗り越えよう
2-2. スタートを切るための十のステップ
2-3. 具体的な行動を始めるためのヒント
筑摩書房より
金持ち父さん貧乏父さんのレビュー・感想!
個人的には前半の「教えの書」に「なるほどな」と感じることが多かったです。
「教えの書」では筆者は実の父を貧乏父さんと言っていて、友達の父のことを金持ち父さんと呼んでいます。
実の父は高い教育を受けて、政府の官僚として働いていて、金持ち父さんはハイスクールにも行っていない学歴がない経営者とのこと。
それなのに貧乏父さんはいつも忙しそうにしていて、お金に苦労していたとのこと。
金持ち父さんは、ハワイで裕福な人間のひとりになったとのことです。
この金持ち父さんに、お金持ちになる方法を学ぼうというところから話が始まります。
学校は従業員を作る
学校で学んでも金持ちにはなれないとのこと。
「学校はお金のために働く方法を学ぶために行くところ」というような金持ち父さんとの会話があります。
確かに一般教育を受けて、会社に入って儲けたとしても、一般的には突き抜けた金持ちにはなれないですね。
自分も会社員として働いてたときの生涯賃金などを考えてみると、突き抜けたお金持ちにはなれないなという印象(いまも変わらないですが…🥲)
金持ちは資産を買う
個人の収支に注目して、「収入が入ってくる資産を買う」ことが大事だということが書いていました。
例えば、株とか不動産ですね。
確かに、堅実に貯金していっても、そこそこお金が貯まる感じで突き抜けたお金持ちにはなれないかと思います。
支出が多ければ逆にマイナスで、支払いに追われることになるということですね。
収入を増やして、支出・負債を抑えようということで納得です。
持ち家は負債
持ち家は負債だということが書いています。
金持ち父さんからすると、支出(自分のポケットからお金を奪っていく)ものは負債と捉えられています。
そう考えると、持ち家は住宅ローンがかかるので負債なのかもしれないです。
でも、賃貸でも結局支払いが発生するので、結局のところ変わらないのではないかなと個人的には思いました。
自分のビジネスを作る
資産として、自分がその場にいなくても回るようなビジネス、株・債券・不動産会社・著作権など収入を生み出してくれるものがあると良いとのことです。
自分がいなくても回るビジネス。。
難しいですね。。個人的にはアフィリエイトや個人開発になるのかなと感じました。
ここまでで、あげたようなことが印象に残りました。
全体的には、わかりやすく読みやすかったです。
金持ち父さん貧乏父さんのまとめ
今回は「金持ち父さん貧乏父さん」のレビューや内容について整理してみました。
後半では不動産で儲けを出したテクニックなどが書いていましたが、正直素人すぎて、不動産のくだりはよくわからなかったです。
リスクを取れる人はいいかもしれないですが、私は小心者なので、株をコツコツ買うくらいかなと感じました。
この本を読んですぐに金持ち父さんになれるかといえば「NO」だと思います。
だけど、不労所得や自分のビジネスを持つことなど、金持ちになる思考を学ぶことができる内容ではないでしょうか。
合わせて、株や不動産などのことを学んでいくと、金持ち父さんが言う資産が作れるんじゃないかなと思いました。
お金のことについて学ぶのには良い本かと思います。気になる方は、確認してみてください。
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