C#で文字列を結合する方法について書いています。
C#で文字列を結合するときには、下記の方法で結合することができます。
・Concatメソッドを使う
・Joinメソッドを使う(配列の文字列を結合)
載せているコードについては、.Netのバージョン6(C#のバージョン10)で動作を確認しました。
+演算子で結合する
「+
」演算子を使うことで、文字列を結合することができます。
例えば、下記のように使うことができます。
string userName = "taro";
string text = userName + "さんは、30歳です。";
Console.WriteLine(text); // taroさんは、30歳です。
最初にuserName
変数に文字列を入れています。
次の行で、「+
」演算子を使って文字列を結合しています。
結合した文字列をtext
変数に代入して、コンソールに出力しました。
プログラムを実行すると、下記のように文字列が結合されたことが確認できました。
taroさんは、30歳です。
Concatメソッドで結合する
Concatメソッドを使って、文字列を結合することもできます。
例えば、下記のようにConcatメソッドを使います。
string apple = "りんご";
string taste = "おいしいです!";
string text = string.Concat(apple, "は", taste);
Console.WriteLine(text);
apple
変数に文字列の「りんご
」を代入しています。
taste
変数には文字列で「おいしいです!
」を代入しました。
次の処理で、stringからConcatメソッドを呼んでいます。
引数として渡している、3つの文字列を左から結合していきます。
結合した文字列をtext
変数に代入して、コンソールに出力しました。
実行結果を確認すると、下記のように3つの文字列が結合されていることが確認できました。
りんごはおいしいです!
Joinメソッドで結合する
Joinメソッドを使って、文字列の配列を結合することも可能です。
例えば、下記のようにJoinメソッドを使って、結合することができます。
string[] fruits = new string[3] {"りんご", "ぶどう", "ばなな"};
string text = string.Join(", ", fruits);
Console.WriteLine(text);
最初にfruits
変数に、文字列を3つ入れた配列を作成しました。
次の行で、stringからJoinメソッドを呼んで結合しています。
Joinメソッドの第1引数に渡しているのは、第2引数に渡している配列の文字列を区切るための文字になります。
配列のそれぞれの文字列が、区切り文字で結合されて、text
変数に設定されます。
プログラムを実行して、出力を確認すると下記のようになりました。
りんご, ぶどう, ばなな
区切り文字で結合されたことが確認できました。
string.Joinメソッドには、他にもリストを渡したりすることもできるようです。
公式ドキュメントのこちらから確認してみてください。
C#の文字列結合のまとめ
今回はC#で文字列を結合する方法について書きました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。
・stringのConcatメソッドでも、文字列を結合することができる。
・stringのJoinメソッドを使うと、配列を使って文字列を結合することができた。
コメント